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授業の内容(Course Description) |
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社会における物質循環をテーマにします。端的にはごみやリサイクルについてですが、廃棄の側面だけでなく、環境の観点からみた消費や流通のありかたなども含まれます。私は都市廃棄物管理が専門で、基本的に実証研究(実際に何かを測ったり統計を用いたりして実態を明らかにする)というスタイルをとってきました。まず、日本の都市の廃棄物統計を材料に「数字の調理実習」を予定しています。できあがった作品(グラフなど)をもとに発表していただきます。2つ目の内容として、論文紹介を予定しています。各々関心のある環境問題に関する学術論文を選んで、内容を他の受講生に紹介するというものです。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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データをもとに分析結果を報告する体験をする。学術論文に接する体験をする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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毎回の参加の度合(報告の出来、質問等の積極性)で評価します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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適宜指示
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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報告内容については授業時間内にすべて準備が完了することは想定していないので、各自授業時間外に完成させ報告の準備をしておくこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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報告が当たっているときに必ず報告者としての役割を果たすことは必要条件です。それに加え積極的に発言するなどの参加が求められます。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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1. 概説、自己紹介など 2-5 データをまとめて表現する方法 6-7 データをまとめたものを報告する 8 論文検索のしかた 9 論文紹介の方法 10-15 論文紹介
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