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授業の内容(Course Description) |
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■メインテーマ:都市における企業・地域・人々の成長戦略 なぜ、首都圏の大規模アウトレットモールは自動車で片道90分圏内にあるのでしょうか。全国的に商店街の衰退が進むなか、なぜ、ある商店街は今日も活気に満ちているのでしょうか。本演習では、都市空間でおきているさまざまな現象や問題を社会学的に分析し、より安全・安心で健やかな都市空間/都市生活を創出するためにどのような取り組みが必要か、未来/解決志向で実践的な戦略を考えます。 ■サブテーマ:世界都市TOKYOを生き抜くプレゼン・スキル 多様な人々が集うTOKYOでは、自分の考えや思いを的確に伝えるスキルを高めることが重要です。そこで本演習では、米国IT大手アップルCEOのスティーブ・ジョブズのプレゼンテーション技法を学び、プレゼンテーション能力を高める実践を重ねます。 ※なお、本演習は、秋学期の浦野慶子先生担当科目「社会学演習 Ⅱ」に向けた前提科目として実施します。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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1)卒業論文の執筆に向けて、関心分野の文献・資料を読み、要旨を説明できる。 2)自分の意見を他者に分かりやすく口頭および文章で説明できる。 3)輪読・ディスカッション・グループワークで得た学びを、個人研究に引きよせて考えることができる。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への出席、発表の内容、ディスカッションなどへの参加度によって総合的に評価します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト ・川端基夫著『立地ウォーズ』(新評社,2008)
参考文献 ・高橋書店編集部『さすが!と言われる ビジネスマナー 完全版』(高橋書店,2010) ・カーマイン・ガロ著『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人を惹きつける18の法則』(日経BP社,2010)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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・テキストや配布した教材・資料を授業前・授業後に読み、予習復習をする。 ・文献輪読の担当箇所について、発表と資料の準備をする。 ・グループワークで具体的な企業を1つ以上取りあげ、立地条件による社会的効果や経済効果について調査する。 ・卒業論文を見据えて、個人研究を徐々に深める。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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遅刻・欠席をせず、積極的に参加してください。また、輪読の文献は、発表担当でなくても必ず読んできてください。演習を通して、「社会」のさまざまな側面を発見する面白さ、そして、そのなかで自分が関心を持ったことを自分なりに調べることの面白さをぜひ学んでいただければと思います。ここで得たことは、社会に出てからも必ず役に立ちます。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション:自己紹介、演習の進め方についてのガイダンス 【第2回】 夢を実現するための目標管理とは 【第3回】 スティーブ・ジョブズに学ぶプレゼン技法 【第4回】 チャリティ活動にみる企業の成長戦略 【第5回】 輪読発表とディスカッション(1) 【第6回】 個人研究スピーチと個別相談 【第7回】 輪読発表とディスカッション(2) 【第8回】 輪読発表とディスカッション(3) 【第9回】 輪読発表とディスカッション(4) 【第10回】 輪読発表とディスカッション(5) 【第11回】 輪読発表とディスカッション(6) 【第12回】 輪読発表とディスカッション(7) 【第13回】 輪読発表とディスカッション(8) 【第14回】 グループワーク発表会 【第15回】 まとめ
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