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授業の内容(Course Description) |
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■メインテーマ:世界都市TOKYOの空間構造と対話構造 「東京の人は冷たい」というのは本当でしょうか。東京という都市空間はどのような構成になっているのでしょうか。東京の街を行きかう人々はどのようなコミュニケーションをとっているのでしょうか。本演習では、東京でおきているさまざまな現象や問題を社会学的に分析し、より安全・安心で健やかなTOKYO空間/生活を創出するためにどのような取り組みが必要か、未来/解決志向で実践的な戦略を考えます。 ■サブテーマ:まちづくりにおける「ゆるキャラ」「B級グルメ」の役割 国宝・彦根城築城400年祭のイメージキャラクター「ひこにゃん」が「ゆるキャラ」ブームの火付け役となり、現在では全国各地の地方自治体が地域おこしや名産品のPRのために「ゆるキャラ」を活用しています。また、同じく地域おこしの強力なツールとなっているものに「B級グルメ」が挙げられます。本演習では、こうした「ゆるキャラ」「B級グルメ」の社会・経済効果について、グループワークで分析してもらいます。 ※なお、本演習は、秋学期の浦野慶子先生担当科目「社会学基礎演習 Ⅱ」に向けた前提科目として実施します。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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1)今後の個人研究に向けて、関心分野の文献・資料を読み、要旨を説明できる。 2)自分の意見を他者に分かりやすく口頭および文章で説明できる。 3)グループワークを通じて、関心を持った対象を調査するのに必要な一連の流れを学ぶ。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への出席、発表の内容、ディスカッションなどへの参加度によって総合的に評価します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト ・(財)東京観光財団TCVB 著『大江戸東京の歩き方 三訂版』(地球の歩き方,2010)
参考文献 ・高橋書店編集部『さすが!と言われる ビジネスマナー 完全版』(高橋書店,2010) ・野口吉昭 編『自分プレゼン!』(日本能率協会マネジメントセンター,2004)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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・テキストや配布した教材・資料を授業前・授業後に読み、予習復習をする。 ・文献輪読の担当箇所について、発表と資料の準備をする。 ・グループワークで興味ある「ゆるキャラ」か「B級グルメ」を1つ取り上げて調査する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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遅刻・欠席をせず、積極的に参加してください。また、輪読の文献は、発表担当でなくても必ず読んできてください。演習を通して、「社会」のさまざまな側面を発見する面白さ、そして、そのなかで自分が関心を持ったことを自分なりに調べることの面白さをぜひ学んでいただければと思います。ここで得たことは、社会に出てからも必ず役に立ちます。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション:自己紹介、演習の進め方についてのガイダンス 【第2回】 夢を実現するための目標管理とは 【第3回】 ゆるキャラ、B級グルメの社会・経済的効果、グループワークの説明 【第4回】 輪読発表とディスカッション(1) 【第5回】 輪読発表とディスカッション(2) 【第6回】 輪読発表とディスカッション(3) 【第7回】 輪読発表とディスカッション(4) 【第8回】 輪読発表とディスカッション(5) 【第9回】 輪読発表とディスカッション(6) 【第10回】 輪読発表とディスカッション(7) 【第11回】 輪読発表とディスカッション(8) 【第12回】 輪読発表とディスカッション(9) 【第13回】 輪読発表とディスカッション(10) 【第14回】 グループワーク発表会 【第15回】 まとめ
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