Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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観光学特論C(エアライン論) 北川 隆
選択  2単位
【観光経営】 12-1-1501-3298-01

1. 授業の内容(Course Description)
 航空業界の歴史を学んだ上で航空会社の収支や顧客・社会との関係を理解していただきます。またあまり知られていない多種多様な業務を学び、航空業界への理解を深めて、より興味を持つようになっていただきたい。
 実際に客室乗務員として経験した話も交えながら講義を進めますので、航空産業全体を身近に感じてもっといろいろと知りたいと興味が深まるように進めてまいります。
 後半は可能性が無限に広がる航空輸送事業に期待し、そこで求められる人材に焦点をあてて具体的に学びます。航空業界で働く者だからこそ知り得る‘エアラインが求める人材’について指導いたします。
 きっとエアライン以外の企業でも役立つことと思います。
 →講義に連携してキャリアサポートを行います。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 航空会社の全体を理解しそこで働くためにはどうすればよいか、どういう意識を持つべきなのかなど、就業意識や社会で働く力を高める事を目指します。
 →履修者のうち成績優秀者はインターシップで航空関係会社での職場経験ができます。
 (平成22年度インターシップ訪問先実績)
 *ANAテレマート株式会社
 *株式会社ANAケータリングサービス
 *国際空港事業株式会社 (IAU)
 *全日本空輸株式会社 (羽田空港内)
 →キャリアサポートでは(第1回ガイダンスでも詳しく説明します)
 ①挨拶・身だしなみ
 ②敬語・マナー
 ③自己紹介・ショートスピーチ
 ④企業研究
 その他キャリアアップのお手伝いをいたします。
 *尚、インターシップ参加希望者は、事前準備として、キャリアサポート担当との面談を最低4回行ってください。
 面談は、講師が講義時持参する予約表、もしくは各自が予約してください。
 面談場所:本館2階キャリアサポートセンター
 面談担当:種村聡子
 時  間:講義日水曜日 09:00-17:00
 所要時間:1人15分
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 :出席・受講態度50%(日常点)
 :試験 50%
 ①毎回、講義内容に関するレポートを書いて提出していただきます。
  (出席もこれで確認)
 ②受講態度(私語・睡眠・携帯電話・遅刻・途中退室)も重視いたします。
 ③テストで100点をとっても素点は50点です。出席が不足すれば60点以下になります。
  (欠席は4回まで)
 ④日常点にキャリアサポートでの態度も含まれます。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考になる書籍適宜、授業内で紹介いたします。
 必要に応じてレジュメを配布いたします。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 エアラインに関する情報収集を積極的におこない、興味を深めてください。
 新聞やNEWSなども有効活用するとよいでしょう。
 キャリアサポートでも元客室乗務員経験者が面談に応じておりますので是非活用してください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 エアラインに限らず社会人としてのマナーをしっかり身につけていただきたいと思います。求められる人材になるために一緒にがんばりましょう。皆さんが意欲を持って受講することを望みます。
 その成果を出すために以下のことをお守りください。
 ①まずは出席してください。
 ②気持ちのよい挨拶を心がけましょう。
 ③時間管理をしっかりしてください。(遅刻や途中退室の場合、理由を報告してください)
 ④毎回レポートを提出してください。限られた時間で自分の考えをまとめる良い練習となります。
 ⑤私語は慎んでください。
 ⑥携帯電話の電源は切ってください。
 ⑦飲食等はしないでください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス(講座概要・受講ルール・評価方法・キャリアサポートに関する説明)
【第2回】
 企業としてのエアライン1(観光立国とエアライン)
【第3回】
 企業としてのエアライン2(収入から見たエアライン)
【第4回】
 企業としてのエアライン3(コストから見たエアライン)
【第5回】
 企業としてのエアライン4(エアラインとCSR)
【第6回】
 エアラインの仕事1(市内の仕事 予約と販売)
【第7回】
 エアラインの仕事2(空港の仕事 旅客サービス)
【第8回】
 エアラインの仕事3(空港の仕事 グランドハンドリング・貨物・整備)
【第9回】
 エアラインの仕事4(機内の仕事 客室と運航)
【第10回】
 エアラインの仕事5(エアラインを支える様々な仕事)
【第11回】
 エアラインが求める人材1(ホスピタリティ)
【第12回】
 エアラインが求める人材2(コミュニケーション)
【第13回】
 エアラインが求める人材3(国際理解と外国語)
【第14回】
 エアラインが求める人材4(マナー)
【第15回】
 総まとめとテスト