| １． |
授業の内容（Course Description） |
|
中等教育の学習指導要領をもとに，各運動領域・種目等の機能的特性・効果的特性・構造的特性、成り立ち等について理解を深める。また，学校教育での保健体育科の教師の役割を理解し，広い視野での保健体育の教育活動をすすめる力を習得する。
|
| ２． |
授業の到達目標（Course Objectives） |
|
保健体育における各運動領域・種目等の運動特性等及び体育理論・保健領域の構成について理解するとともに，学校体育や生徒の健康を巡る課題，地域と学校の連携等について学び，保健体育に関する学習を通じて，自らが生涯において健康活動を実践する指導ができるように基礎的な知識を習得する。
|
| ３． |
成績評価方法（Grading Policy） |
|
・出席状況 50%
授業回数の2/3以上の出席を要する。
・課題 25%
授業毎に提示，次回授業開始時に提出する。
（14回予定，未提出5回以上は不合格）
・試験 25% 各授業開始時に15分の小テスト実施。
（13回予定，総計130点 80点合格）
まとめテストを実施。
（70点満点 40点合格）
|
| ４． |
テキスト・参考文献（Textbooks) |
|
テキスト：
①『中学校学習指導要領解説 保健体育編』（文部科学省，東山書房）
②『高等学校学習指導要領解説 保健体育編・体育編』（文部科学省，東山書房）
参 考 書：
①『新版 体育科教育学入門』（高橋健夫・岡出美則・友添秀則・岩田靖 編著，大修館書店）
②『小学校学習指導要領解説 体育編』（文部科学省，東洋館出版社）
|
| ５． |
授業時間外の学習《準備学習》（Assignments） |
|
・テキストとなる学習指導要領解説に普段から目を通し，専門用語等を理解すること。
・文部科学省や都道府県教育委員会，体育・スポーツ情報に関心を持ち，積極的に入手すること。
|
| ６． |
学生への要望・その他（Class Requirements） |
|
・学生としての基本的な受講態度を身に付けて臨むこと。
・良き教育者となることを目指し，積極的に学習すること。
|
| ７． |
授業の計画（Course Syllabus) |
|
【第１回】 授業ガイダンス(授業の進め方，シラバス概要・受講態度・成績評価方法等の説明等)，
体育の新しい方向, 総則と体育
【第２回】 総則と体育，学習指導要領，改訂の経緯と趣旨
【第３回】 学習指導要領「中学校」の理解，中学校保健体育科改訂の要点，中学校・保健体育科 教科の目標
【第４回】 学習指導要領「高等学校」の理解，高等学校保健体育科改訂の要点，高等学校・保健体育科 教科の目標
【第５回】 中学校 「体育」の内容
【第６回】 高等学校 「体育」の内容
【第７回】 体育の学習評価
【第８回】 保健の学習指導
【第９回】 「保健分野」の目標と内容の理解
（中学校）
【第10回】 「保健」の目標と内容の理解
（高等学校）
【第11回】 「保健」の学習評価内容の理解
【第12回】 指導計画の作成
【第13回】 体育・健康に関する指導，部活動の意義と留意点，主な指導方法の特長と留意事項
【第14回】 教育実習の意義と心構え
【第15回】 チェックテスト，まとめ
|