Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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基礎中国語 II 閻  淑珍
必修  1単位
【外国語】 12-1-1410-3322-02

1. 授業の内容(Course Description)
 前期の基礎中国語ⅠとⅢに続き、基礎中国語ⅡとⅣも週二回、一つのテキストを使った連続授業です。発音の練習を強化し、初歩的な文法が身につくように授業を工夫します。テキストの各課の“対話”と“閲読”を消化してそして自分のものにし、応用できるように、聞く・話す・読む(声を出して朗読)・書く(本文をノートに書き写すことと習った単語と文法を応用して短い日記を書くこと)といった練習に重点を置き、中国語の基礎をしっかり築いていきます。同時に、中国語の特有な表現に現れた中国人の思惟方式・国民性及び古い文化や習慣を紹介します。中国語の表現の仕方に慣れることが大事です。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ピンインを正しく発音できるようにし、初級文法を習得して、中国語の基礎を築くことです。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席率と学習態度(積極性と理解度)及び中間テストは50%を占め、期末テストも50%を占めます。なお、出席回数が全体の3分の2に満たない学生は、評価の対象になりません。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 内田慶市他著『中国語への道―近きより遠きへ―』 金星堂
 尹景春 竹島毅著『中国語 つぎへの一歩』 白水社
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 各課の予習と復習は必ずやってください。一回分の予習に一時間以上、復習に30分以上かけてしっかり勉強してください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 中国語の勉強や中国に関する情報・知識に対し、ハングリーな精神と高い意欲を持ち、生き生きと学習していきましょう。中国語で表現することに慣れるように、まずテキストの本文を熟読または丸暗記できるまで声を出して朗読しましょう。中国語で表現することに対し、間違いを恐れず恥ずかしがらずに積極的に表現しましょう。また、マメにノートに勉強したセンテンスを書き写すことも、簡体字の書き方と表現の仕方を覚える良い方法です。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 『中国語への道―近きより遠きへ―』第1課から第9課までの復習。 
【第2回】
 第十課 好一点了吗?(二つの“了”、願望・意志の助動詞)
【第3回】
 第十二課 你会开车吗?(助動詞、“是……的”構文)
【第4回】
 第十四課 我把她送到车站。(存現文、方向補語・可能補語など)
【第5回】
 第十六課 千里之行,始于足下。(禁止の表現、後置される修飾語など)
【第6回】
 本テキストの総復習
【第7回】
 『中国語 つぎへの一歩』第一課 中国に行こう!(助動詞“可以”“要”など)
【第8回】
 第三課 友達をつくろう!(連動文)
【第9回】
 第五課 卓球を楽しもう!(様態補語)
【第10回】
 第七課 街を歩こう!(主語がフレーズのとき)
【第11回】
 第九課 チャイナドレスを買おう!(「使役」を表す“让”)
【第12回】
 第十一課 西遊記を読もう!(「受身」を表す“被”)
【第13回】
 本テキストの総復習
【第14回】
 中国語と中国についての感想 中国語で書いてみよう!
【第15回】
 期末テスト・まとめ