1. |
授業の内容(Course Description) |
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この社会情報論Ⅱでは、90年代から00年代にかけての具体的な文化テクストを参照しつつ、時間・空間・コミュニケーションの3つの視角から現代社会の社会意識を考察する。 また、適宜社会学及びメディア・コミュニケーション論の理論・学説の紹介も行なっていく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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受講生が、社会を自分なりに分析し、またその社会と(で)相渉るだけの知的体力を養成する一助となることを願っている。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席と学期末のレポートにより評価する。 尚、レポート作成の作法については【第14回】で講義する予定である。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献として、 ●鈴木智之・西田善行編著『失われざる十年の記憶』(青弓社) ●遠藤知巳編『フラット・カルチャー』(せりか書房)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業で紹介するテクストを手に取ってもらいたい。 また、自らを取り巻く社会に繊細な眼差しを向けてもらいたい。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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知的方面への貪欲さを持って、授業に参加してもらいたい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 時間Ⅰ:<ループ>という主題①・・・『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』、『時をかける少女』 【第2回】 時間Ⅰ:<ループ>という主題②・・・『魔法少女まどか☆マギカ』 【第3回】 時間Ⅱ:ノスタルジア①・・・『ALWAYS 三丁目の夕日』 【第4回】 時間Ⅱ:ノスタルジア②・・・『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』 【第5回】 空間Ⅰ:多重化するセカイ①・・・『サマーウォーズ』 【第6回】 空間Ⅰ:多重化するセカイ②・・・『仮面ライダーディケイド』 【第7回】 空間Ⅱ:ジモト(地元)的なるもの①・・・『SRサイタマノラッパー』 【第8回】 空間Ⅱ:ジモト(地元)的なるもの②・・・『まほろ駅前多田便利軒』 【第9回】 コミュニケーションⅠ:自己言及/再帰性①・・・森高千里、『マジすか学園』 【第10回】 コミュニケーションⅠ:自己言及/再帰性②・・・『モテキ』 【第11回】 コミュニケーションⅡ:アイロニカルな没入・・・オウム真理教、プロレスファン/アイドルファン 【第12回】 コミュニケーションⅢ:動物化/データベース化・・・『らき☆すた』、初音ミク 【第13回】 コミュニケーションⅣ:ベタ/ネタ・・・2ちゃんねる、『エンタの神様』 【第14回】 レポートの作成について 【第15回】 総括
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