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授業の内容(Course Description) |
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現代社会では様々な情報システムが社会・経済の根幹を担っていると言っても過言ではない。こうした情報システムがどのように構築され、実際の現場で運用されているのか、情報システムの概要を学習する。また汎用性の高いプログラミング言語の一つとして、Java言語が挙げられる。本講義ではJava言語で作成されたプログラムを読んで、その意味が理解できるように初歩的な知識も学ぶ。なお本講義は教職科目でもあるので、高等学校「情報」の学習指導についても考えていきたい。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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1.情報システムの企画、開発、運用という一連の工程が理解できること。 2.Java言語で作成された初歩的なプログラムを読んで、その意味が理解できること。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験の結果を基本とする。ただし、必要に応じて講義中に小テスト・小レポートを課し、それも評価に加える。概ね、試験60%、レポート30%、出席10%の配点である。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献:高橋麻奈『やさしいJava第4版』、ソフトバンククリエイティブ、2009、553p 高橋麻奈『やさしいITパスポート講座 2013年版』、ソフトバンククリエイティブ、2010、404p
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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自宅や大学などで常日頃からコンピュータに慣れ親しんでおくことが望ましい。またITパスポート試験の受験を強く推奨する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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本講は講義形式で行うためパソコンの操作を求めない。プログラムの操作体験については情報処理演習 I で行うので、並行履修することが望ましい。なお、講義で使用するレジュメはLMSよりダウンロードできるので、適宜、利用して欲しい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 コンピュータの3大原則 【第3回】 ハードウェアとソフトウェア 【第4回】 CPUとは? 【第5回】 主記憶の役割 【第6回】 様々な補助記憶装置 【第7回】 入力装置と出力装置 【第8回】 OSの役割 【第9回】 プログラム言語 【第10回】 Javaプログラムとは? 【第11回】 アルゴリズム(1) 【第12回】 アルゴリズム(2) 【第13回】 システムの導入と開発 【第14回】 新しい情報システム―地理情報システム(GIS) 【第15回】 まとめ
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