1. |
授業の内容(Course Description) |
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本授業は、憲法を初めて学ぶ法学部の学生を対象とし、講義形式で行われます。講義では、判例・学説を中心に最低限の基本的な事柄を取り扱います。抽象的な法概念と具体的な事例とをあわせて説明し、どういったことが問題となっており、それに対してどのように対処すべきなのかということを常に考えてもらうことを意識して進めて行く予定です。憲法Ⅰでは、主に「総論」及び「人権」を取り扱います。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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憲法総論及び基本的人権に関する基礎的知識の習得。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験。出席点を加味する場合もあります。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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①中村睦男編著『はじめての憲法学(第2版)』(三省堂、2010年)
②高橋和之編『新・判例ハンドブック憲法』(日本評論社、2012年)
③六法(どこの出版社でも構いません。)
参考文献等は、適宜授業中に言及します。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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復習を必ず行うこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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指定教科書に沿って授業を行いますので、必ず教科書及び六法を準備しておくこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】
オリエンテーション(講義の進め方)
【第2回】
憲法の意味
【第3回】
基本的人権の保障
【第4回】
外国人の人権
【第5回】
人権規定の私人間効力
【第6回】
幸福追求権①
【第7回】
幸福追求権②
【第8回】
法の下の平等①
【第9回】
法の下の平等②
【第10回】
思想・良心の自由(*)
【第11回】
信教の自由と政教分離
【第12回】
表現の自由①
【第13回】
表現の自由②
【第14回】
検閲と事前抑制
【第15回】
まとめ
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