Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
刑事訴訟法B 堀田 晶子
選択  2単位
【法律】 13-1-1210-3290-03

1. 授業の内容(Course Description)
 刑事訴訟法は、犯罪が行われたか否かを確定し、犯罪が行われた場合には、それに対する刑罰をどのように実現するか、その具体的な方法・手続を定めています。秋期の授業では、公判手続や証拠法の他、裁判員制度や被害者参加制度を取り上げます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 刑事手続の流れを理解し、それぞれの論点について、判例の立場や学説の対立を踏まえながら、自分の言葉で説明できるようになること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 試験によって評価しますが、救済措置として、出席状況も若干考慮します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 おすすめの基本書や参考書等については、第1回目の授業で紹介します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業で扱ったテーマについて、レジュメやノートを読み返しながら、復習してください。疑問点があれば、基本書や参考書等で確認してください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業をよく聞いて、その都度レジュメに書き込むか、ノートを取るようにしてください。書いて理解することが大切です。聞き取れなかったり、わからなかったりしたときは、遠慮なく質問してください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション・春期の復習
【第2回】
 公判手続① ~当事者主義~
【第3回】
 公判手続② ~訴因と訴因変更~
【第4回】
 公判手続③ ~公判期日の手続~
【第5回】
 証拠法① ~証拠裁判主義・厳格な証明と自由な証明~
【第6回】
 証拠法② ~自白法則~
【第7回】
 証拠法③ ~伝聞法則~
【第8回】
 証拠法④ ~伝聞法則の例外~
【第9回】
 証拠法⑤ ~共同被告人の証拠~
【第10回】
 証拠法⑥ ~証拠の許容性・違法収集証拠の排除~
【第11回】
 裁判の効力 ~確定力と既判力~
【第12回】
 上訴と非常救済手続
【第13回】
 裁判員制度
【第14回】
 被害者参加制度
【第15回】
 授業内試験(予定) ※定期試験になる可能性もあり