Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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教育学演習A 野田 知子
選択  2単位
【教育】 13-1-1333-1897-02

1. 授業の内容(Course Description)
 現代日本の社会では、不規則な食事、栄養の偏り、肥満や生活習慣病の増加、食の安全上の問題、海外への依存の問題、食と生産との乖離等の問題が生じている。
 この授業では、学校における食教育、食育の指導の基礎となる学びをおこなうと共に、調べる、発表する、討議するなどの機会をとおして、相手の考えへの賛同や批判をする力やコミュニケーション力を育むこともねらいとする。
 具体的には特に若い世代の食生活、子どもの食生活の実態を文献等で把握する。また、何が問題かを把握するために、「食とは何か」を文献購読する。また、「食べもの」を総合的に学ぶための模擬授業・実習・実験なども交えて学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ・現代日本の食生活の課題を認識できる。
 ・「食とは何か」、自分なりの食物観を持つことが出来る。
 ・課題を調べて発表できる、または実習指導が出来る 
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業への参加情況と発表などを総合的に評価する.
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは『食育・食農教育のための実践テキスト「食べもの」から学ぶ』野田知子著(明治図書)
 その他必要に応じて文献等を随時紹介する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 ・他の学生がおこなった模擬授業や発表の内容に関しては、改めて自分でテキストを読んで、学びを確かなものにしておく。
 ・食に関する新聞・書籍・雑誌などは日常的に関心を持って読むようにする。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 指示された文献は事前に全員が読む。積極的に発言するとともに、他者から学ぶ姿勢も持って欲しい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション:授業の内容や参考文献等の説明
【第2回】
 「食べ物とは何か」文献を読んで考える
【第3回】
 食生活の現実を知る。(文献購読・討議)
【第4回】
 食育とは何か、を知る。
【第5回】~【第14回】
 食べ物から学ぶ(テーマを決め発表・実習指導を分担しておこなう)
【第15回】
 学習のまとめ、後期個人課題研究のすすめ方について