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授業の内容(Course Description) |
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ヘロドトス『歴史』をテキストとし、史料解釈と研究の方法を習得する。 この作品は古代ギリシアの代表的な歴史書で、前5世紀初頭ペルシア戦争を主題とする。ヘロドトスは「歴史の父」と言われ、彼のこの作品は、歴史学と歴史叙述が誕生する現場を垣間見せてくれる魅力的な物語でもある。テキストを丁寧に読解しながら、古代ギリシア人の政治や軍事から意識のあり方まで、幅広く学んでいく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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テキストの読解と史料解釈の方法を習得し、発表と討論ができること
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席30% 討論への参加40%、発表30%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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ヘロドトス『歴史』(下)岩波文庫 仲手川良雄『テミストクレス』中公選書(図書館2階の指定図書を利用) これ以外に使用する文献は、コピーを配布する
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストの指定された箇所をあらかじめ読み、発表用のメモを用意してくること
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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黙って座っているだけの者には単位を出さない。 毎回発声練習を行なうので、声を出すのが嫌いな者は受講しないこと。 夏休みに読書の宿題を出す。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 夏休みの読書発表会 【第2回】~【第5回】 『歴史』(下)より第8巻(サラミスの海戦まで) 【第6回】~【第10回】 仲手川良雄『テミストクレス』読解 【第11回】~【第14回】 『歴史』(下)より第9巻(プラタイアの会戦とその後) 【第15回】 まとめとレポート作成
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