Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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心理学特殊講義 I 坂本 正浩
選択  2単位
【心理】 13-1-1360-1778-07

1. 授業の内容(Course Description)
 視覚芸術に見られる様々な技法や効果は、私たちが対象を見るしくみと密接に関連している。本講義は、造形芸術と心理学の関係ついて体験的に学ぶことを目的とする。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 視覚芸術と心理学の接点を知り、当該領域についての基礎的知識を身につけること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 写真撮影等の課題とレポートによる(但し、出席状況を加味する)。
 授業期間中に3回以上の課題提出を求める。提出期限に遅れたり、1つでも提出されない課題があったりした場合、単位の取得は難しいので十分注意すること。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは特に指定しない。参考文献は必要に応じて紹介する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 芸術鑑賞のみならず日常生活のあらゆる場面において、授業を受ける前とは違った見方ができないかを常に考え、また実際に試してみること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業の進め方や成績評価の方法など、一般的な講義とは異なる部分が多いため、受講希望者は必ず第1回のガイダンスに出席すること。
 講義を中心とするが、全員が参加する実験や簡単な工作なども行う予定である。受講生の感想や意見を求める場面も多いため、積極的な参加態度に期待する。
 進行状況等によって授業の計画は適宜修正する。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 図と地:同化と融合
【第3回】
 図と地:流動化と多義化
【第4回】
 多義図形
【第5回】
 作家とその作品(1)
【第6回】
 錯視:幾何学的錯視
【第7回】
 錯視:その他の錯視
【第8回】
 課題の講評と解説
【第9回】
 作品の記憶
【第10回】
 作家とその作品(2)
【第11回】
 色の知覚
【第12回】
 恒常性
【第13回】
 恒常度と空間表現様式
【第14回】
 作家とその作品(3)
【第15回】
 まとめ