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授業の内容(Course Description) |
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2013年のセミナーでは、2000年以降のアメリカ文化と文学の新しい展開について学生とともに研究していく。21世紀の最初の10年間には、2001年9月11日の同時多発テロ事件をはじめ様々な出来事が起こり、これらの歴史的事件はメディアを通じて世界中で報じられ、人々に衝撃を与えた。授業では、学生のみなさんも多少知っている歴史的背景を踏まえつつ、文化、文学の新しい変化を探っていきたい。映像資料、新聞記事、また多様な世界観をもった作家の文学作品を紹介して、できるだけ多方面、多角度な視点を学生に提供していく。また、このセミナーの進め方としては、授業の主題を意識しながら、学生が各自のリサーチを発表することを中心に進める。それぞれ興味を持っているテーマを選択し、そのテーマの調査と研究を通じて、資料の集め方、論証と発表の方法を習い、思考力を培うことができる。さらに、原作、映像作品を使い、英語の読解と表現力の向上も図りたい。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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1.映像作品、新聞記事と文学作品などを通して、英語の理解力と読解力の向上を目指す。 2.さらに、様々な参考資料、原作と翻訳などを読解し、アメリカ文化、社会、歴史を様々な角度から理解することを目標とする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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口頭発表・出席・提出物による総合評価。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト、参考文献は開講時に告知します。 原作、翻訳と参考資料のプリントを随時に用意し、配布します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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1.授業で扱う新聞記事、文学作品と関連する資料を予習する上で授業に臨むこと。 2.予定として、口頭発表と期末ペーパーが課される。学生には授業で配布した資料を理解してもらう上で、図書館の指定図書などを使い関連資料をリサーチしてもらいたい。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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新聞記事、文学作品を原作で読むことで、語彙を増やし、英語で読解する習慣を身につけてほしい。 自分の趣味、これまでの勉強に縛られず、もっと広く世界の文化、歴史に興味を持ってもらいたい。 授業中の睡眠、私語、携帯を厳禁とします。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 Introduction 【第2回】~【第3回】 Old and new trends in the 2000s 【第4回】~【第6回】 授業で扱う予定の作品紹介(変更の可能性があります) (1) film remakes: “Spider Man” and “X-Men” (2) Fantasy boom: “Avatar” and “The Lord of the Rings” (3) Short Stories by new authors: George Saunders “Jon,” Brian Evenson “A Pursuit” 【第7回】~【第14回】 Students’ presentations 【第15回】 Review and preparation for term papers
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