1. |
授業の内容(Course Description) |
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インターネット検索エンジン、GeNii、Google Scholar、J-Globalなどの各種データベースや、その他有料データベースの活用法を学び、課題検索実習やWikipediaと紙媒体の事典の比較検証を行う。また、任意のトピックでのPathfinder作成実習を通してレファレンス・サービスに役立つ実践能力を身につける。さらに、インタネット・コミュニケーション・ツールを使った発信型情報サービスの実践を通して学ぶ。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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情報通信技術とインタネット情報資源を活用した情報検索とレファレンス・サービスについての知識と技術を向上させ、それらを活用した情報サービスの実践的能力と、インタネット環境を積極的に活用した発信型情報サービス技術を修得する。 また、各自の関心のあるテーマに基づいて、レファレンス・ツールとしてのPathfinderを完成させる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席とショートコメント(40%)、小レポートまたは課題(30%)、最終レポート(30%)により総合的に評価する。 いかなる理由でも授業回数(15回)のうち5回以上の欠席、および、指定期日までにレポートの未提出者は最終評価の対象から除外する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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適宜プリントを配布する。 参考書:伊藤民雄著『インターネットで文献探索』2010年版 日本図書館協会、2011
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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MELICのホームページの「データベース ~情報探索お役立ちツール~」に挙げられているデータベースを一通り使い、どんなことが検索できるのかを調べておくこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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1)この科目への履修登録は「情報サービス論」の単位を取得した学生に限る。 2)第1回目のイントロダクションは授業の進め方、グループ編成、成績評価法について説明するので必ず出席すること。 3)第1回目のイントロダクションで、履修希望者が各クラスの定員(35名)を超える場合は、抽選を行う。抽選では原則として4年生を優先する。他の曜日、時限の授業での履修が他の授業科目と重複する場合は次年度に履修すること。 4)この演習科目は司書資格取得のための重要科目であり、毎回課題提出がある。受講を希望する学生は、所属学科の授業との調整を考えた上で履修すること。 5)検索を行なうために必要な基本的なコンピューター操作を習得しておくこと。(授業は機器操作ができることを前提とする。) 6)学内専用データベースの検索実習をおこなうため、学内LAN接続IDの取得を受講の条件とする。 7)この科目への履修登録はインターネットの活用ができること、WORDで文書作成ができること、PCメールでファイルを添付して送信することができること、を最低条件とする。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション インタネット情報時代のレファレンス・サービス 授業の進め方、評価法等 【第2回】 Wikipediaと事典の項目の比較検証 【第3回】 図書検索のインタネット情報ツール 【第4回】 論文・記事検索のインタネット情報ツール 【第5回】 さまざまな横断検索を可能とするインタネット情報ツール 【第6回】 デジタル情報資源を検索するインタネット情報ツール 【第7回】 課題検索実習(1) 【第8回】 課題検索実習(2) 【第9回】 オンライン・レファレンス 【第10回】 オンライン・レファレンス実習 【第11回】 Pathfinderについて 【第12回】・【第13回】 Pathfinder作成実習(1) 【第14回】 Pathfinder作成実習(2) 【第15回】 Pathfinder発表会 総括 レファレンス・サービスとネットワーク *授業計画は学習進捗状況によって変更することがある。
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