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授業の内容(Course Description) |
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解剖学は医学の基礎となる学問で、建築における設計図に当たる。およそ医療に携わることを志す人はどのような領域であろうと学ばなければならない学問の一つである。 解剖学Iでは解剖の歴史にはじまり現代の医療において必要とされる知識を体表区分や用語を学ぶことからはじめ、神経系、消化管、呼吸器、循環器、泌尿・生殖器などの構造や機能さらに相互の関連の概要を理解する。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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人体のあらましの構造を理解し、解剖用語になれる。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席 30%、学習態度 10%、期末テスト60% 期末試験は最終講義日に、筆記試験を行い、成績を評価する。 医療技術学部は6割以上の出席が必要である。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『入門人体解剖学』 藤田恒夫 南江堂 系統看護学講座 『解剖生理学、人体の構造と機能[1]』 医学書院
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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全体の把握が必要であるため、必ず出席すること。 指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。 受けた講義はその日に復讐すること。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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特に解剖学用語や図は書いて(描いて)覚えること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 医学と解剖学の歴史から、習得すべき知識の全般を知る。 人体の器官系の概要を理解する。 【第2回】 細胞の構造を学習し、細胞内小器官の働きを理解する。 【第3回】 体表および筋肉、骨の重要構造を説明できる。 【第4回】 循環器系I (心臓、大血管) 【第5回】 循環器系II(静脈、機能血管) 【第6回】 循環器系III(リンパ管と側副循環) 【第7回】 消化器系I (消化管) 【第8回】 消化器系II (肝臓、膵臓) 【第9回】 上部尿路(腎) 【第10回】 下部尿路(膀胱、尿管) 【第11回】 男性生殖器 【第12回】 女性生殖器 【第13回】 細胞分裂と発生 【第14回】 主な臓器の位置と働き相互の関連から理解する。 【第15回】 まとめと試験
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