1. |
授業の内容(Course Description) |
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法律に初めて触れる学生が、法律の条文を使って日常生活に潜む問題を解決することができるための基礎的知識を学びます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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具体的な事例を法律の条文および判例を使って解決するための入門的能力を身に着けることを目標とします。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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講義レジュメを配布する 参考文献:谷口貴都・松原哲『基礎からわかる法学』(2010年・成文堂)、弥永真生『法律学習マニュアル第三版』(2010年・有斐閣)、林修三『法令用語の常識』(1975年・日本評論社)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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予習は特に必要ないですが、法律的事象はみなさんの日常の生活に密接しています。自分の行動のどの部分がどの法律に関連するのかを考えてみると面白くなると思います。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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数学の問題を解くときに数式が必要なように、社会でこじれた問題を解くときには法律が必要です。でも法律の条文は普段は見慣れない言葉で書かれているので少し戸惑うこともあるかもしれません。でも、それを自分で読み解き、思い通りに使える能力は社会で生きていくためのすばらしい武器となります。ゆっくりでかまいませんのであきらめずに一つ一つステップアップしていきましょう。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション(授業計画・成績評価など) 【第2回】 社会規範と法、法の体系 【第3回】 制定法の分類(前法と後法、成文法と不文法、一般法と特別法) 【第4回】 制定法の分類(任意法規と強行法規、取締法規、) 【第5回】 制定法の分類(公法と私法、民事法と刑事法、実態法と手続法) 【第6回】 権利・義務 【第7回】 権利の行使方法(裁判制度) 【第8回】 権利の行使方法(裁判制度以外) 【第9回】 法律の読み方(定義、立法趣旨、法律要件、法律効果) 【第10回】 法律の読み方(要件事実) 【第11回】 法律の読み方(条文の解釈) 【第12回】 法律の読み方(条文の解釈) 【第13回】 法律の読み方(判例の読み方) 【第14回】 法律の読み方(判例の読み方) 【第15回】 まとめ
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