Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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スポーツ方法実習(水泳) I 浜上 洋平
選択  1単位
【スポーツ医療】 13-1-3074-3406-04

1. 授業の内容(Course Description)
 水の特性を理解し、水中における様々な身体活動を体験することにより、生涯スポーツとしての水泳の楽しさを学ぶ。また、本科目では特に近代泳法の中のクロールと背泳ぎの泳法と指導法の習得、水中運動(水中歩行、アクアエクササイズ)の習得を目標とする。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
①クロールで50m以上安定して泳ぐことができる。
②背泳ぎで50m以上安定して泳ぐことができる。
③クロールと背泳ぎの指導のポイントとその理由を説明できる。
④水中歩行、アクアエクササイズを滞りなく実施できる。
⑤水泳指導における安全の確保ができる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業参加状況(40%)、レポート等の課題(30%)、実技試験(30%)で評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 授業内で適宜指定する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業中で学んだことをその日のうちにプリントにまとめ、ひとつのファイルに綴じるようにしてください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
①競泳用の水着、白色無地の水泳キャップ、ゴーグルを持参すること。
 ※レジャー用の水着やアクセサリー等、授業にふさわしくないものは不可
②筆記用具(ペン、ルーズリーフ、ファイルなど)を持参すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション、泳力チェック:クロール、背泳ぎ
【第2回】
 水泳に必要な準備体操、水慣れの運動、水の特性、水中の生体応答(心拍数など)
【第3回】
 水中運動 I (ウォーターエクササイズ):水中歩行、心拍数の変化に応じた運動強度の設定
【第4回】
 水中運動II(ウォーターエクササイズ):アクアエクササイズ、心拍数に応じた運動課題の設定
【第5回】
 クロールのキックの意義と方法(講義)、クロールの段階的指導 1:ボビング、バタ足、けのび
【第6回】
 水の抵抗と姿勢の関係(講義)、クロールの段階的指導2:けのびからのバタ足、面かぶりクロール
【第7回】
 クロールのプルの意義と方法(講義)、クロールの段階的指導3:クロールのプル、スムースな面かぶりクロール
【第8回】
 クロールの呼吸動作の方法(講義)、クロールの段階的指導4:クロールの呼吸動作
【第9回】
 クロールの効率的な泳ぎ方(講義)、クロールの段階的指導5:クロールのキック、プル、呼吸動作のバランス、タッチターンとクイックターン
【第10回】
 重心と浮心の関係、背浮きの方法(講義)、背泳ぎの段階的指導1:背浮き、背浮きからのバタ足
【第11回】
 背泳ぎのプッシュの方法(講義)、背泳ぎの段階的指導2:ちょうちょう背泳ぎ
【第12回】
 背泳ぎのリカバリーの方法(講義)、背泳ぎの段階的指導3:大きなちょうちょう背泳ぎ
【第13回】
 ローリングの意義と方法(講義)、背泳ぎの段階的指導4:背泳ぎのプル、気を付け背泳ぎ、ローリングを使った背泳ぎ
【第14回】
 背泳ぎの効率的な泳ぎ方(講義)、背泳ぎの段階的指導5:背泳ぎのキック、プル、呼吸動作のバランス、タッチターンとクイックターン
【第15回】
 実技試験:50mクロール、50m背泳ぎの泳法試験