1. |
授業の内容(Course Description) |
|
この講義では、年度後半の日本経済入門 IIをとることを前提にして、1945年以降の日本経済の歩みをいくつかの時代に分けて解説してゆきます。 時代区分は次のようなものになります。 1.戦後の復興期 2.高度成長時代 3.安定成長時代 4.バブルの時期 5.失われた10年(1990年代) 6.2000年以降 7.リーマンショックと東日本大震災の直近の時期 日本経済入門 Iでは、1~4について説明します。 個々の産業や企業の話しではなく、日本経済全体の動きを話します。 また、たんに事実を並べるだけではなく、各時代に何がどう行く仕組みで起きたかを話の中心にします。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
・歴史的事実を知り、社会人としての常識を身につける。 ・いずれ社会で共に働くことになる年が上の世代の経験を理解する。 ・過去の実例の仕組みを理解することを通じて経済を見る力を養う。 ・他国の経験(たとえば今の中国で起きていること)や、将来日本が直面する問題を考える際に、過去の実例を参考にすることができるようになる。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
各講義ごとに出席点を与えます。出席点の配分は、全体の100点中、30点とします。 15回の講義の中間点と最後の時点で2回小テストを行います。成績は、この2回の小テストと出席点で評価します。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
参考に挙げておきますが、買わなくても特に授業には差し支えありません。 『現代日本経済 新版』 橋本寿朗、長谷川信、宮島英昭 著 有斐閣アルマ
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
ノートを読み返すことが必要です。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
キーワードの説明を書き取るだけでなく、話の仕組み・組み立てをノートにとることを心がけてください。 そうしないと講義を理解したことになりません。 毎回講義に出席しないと理解が進みません。 講義中は静粛にすること。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 講義のガイダンス、時代区分の説明 【第2回】 戦後の制度改革 【第3回】 戦後復興期の経済 【第4回】 高度成長の内容 【第5回】 高度成長の仕組み 【第6回】 高度成長が達成したもの 【第7回】 まとめ 【第8回】 小テスト 【第9回】 石油危機とインフレ 【第10回】 安定成長 【第11回】 貿易摩擦とプラザ合意 【第12回】 バブルの発生 【第13回】 バブルの内容とその終わり 【第14回】 まとめ 【第15回】 小テスト
|