1. |
授業の内容(Course Description) |
|
3年間の「演習」を中心とするカリキュラム全体と連携させながら、学生に自分のキャリアプランを発展させていく自覚と自信を持たせるために、職業生活に必要な基礎的な教養とスキルを修得させることを目的とする。企業を取り巻く経営環境の変化の中で、今日の企業が求める人材にとって重要な資質は、自ら考えて課題を発見し、解決策を見出し、第三者を説得するコミュニケーション能力である。 この授業では、社会人としての基本マナー、基礎学力、社会に対する関心、専門知識の理解という4つの課題を軸として、具体的なテーマ設定をする。 4つの課題の比重の置き方と具体的テーマ設定には、当然、担当教員の経歴や関心の違いが反映される。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
(1) 社会人としての基本マナーの向上(自己規律、自主性、協調性、リーダーシップ等) (2) 基礎学力の向上(読む・書く・聞く・話す力、ディベート力、計算能力、PC能力、語学力等) (3) 社会に対する関心の向上(新聞雑誌を読み、日本と世界の政治経済動向、企業・ビジネスの動向に関心を持つ) (4) 専門知識の理解の向上(新聞・メディア教材等を使い、実務経験を活かして専門知識の具体的な応用例を学ぶ)
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
自分の言葉で、自分の考えをまとめ、クラス・デスカッションをリードしていく力、プレゼンテーション成果物等、日常のクラスへの積極的な参加態度を評価します。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
新聞にて報道されている政治、経済関連の記事や、企業の業績発表等を読みながら、どんな角度から、その記事をクラスで討議していきたいかを考え、積極的な提案をしていただきたい。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
授業を前半45分、後半45分の二部構成とし、 前半45分にはグループ毎に興味ある業種を会社四季報等から選択、投資家に対して特定銘柄を推奨するとの前提で、投資アドバイスのプレゼンテーションを作成します。プルゼンテーション能力の向上と、マクロ経済分析からミクロ企業分析まで幅広い経済の知識を身に着ける事を目的とします。(産業毎に数名で産業グループを編成します) 後半45分には、前週の授業にて配布した新聞記事、特にFinancial TimesやWashington Post等の記事を読んで、背景や、その後の世界・経済情勢の動き等、ニュース解説の要領でプレゼンテーションを行い、グローバルな問題への関心を高めていきます。(産業グループとは別に、数名でニュース・グループを編成します) 英字新聞の場合には新聞独特の単語や言い回しについては個別に指導しますが、英語を学ぶ事が目的ではありませんので、英文和訳の様に文章を精読するのではなく、アメリカやヨーロッパではどんな記事がどんな書かれ方をしているのか、ニュースの潮流を学びます。英語が苦手の学生でも、記事を理解するレベルに挑戦します。 【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 会社四季報の見方 【第3回】 産業グループ:分析企業の選定 ニュース・グループ:わかりやすい説明の仕方 【第4回】 産業グループ:分析企業と比較同業者の特定 ニュース・グループ:ニュース解説 【第5回】 産業別グループ:中間発表Ⅰ ニュース・グループ:ニュース解説 【第6回】 産業別グループ:分析企業のIR資料の読み込み ニュース・グループ:ニュース解説 【第7回】 産業別グループ:分析企業の財務的課題 ニュース・グループ:ニュース解説 【第8回】 産業別グループ:分析企業の成長性 ニュース・グループ:ニュース解説 【第9回】 産業別グループ:分析企業の優れたところ ニュース・グループ:ニュース解説 【第10回】 産業別グループ:中間発表Ⅱ ニュース・グループ:ニュース解説 【第11回】 産業別グループ:推奨銘柄ロジックの組み立て ニュース・グループ:ニュース解説 【第12回】 産業別グループ:プレゼンテーションテクニック ニュース・グループ:ニュース解説 【第13回】 産業別グループ:プレゼンテーションの作成 ニュース・グループ:ニュース解説 【第14回】 産業別グループ:プレゼンテーションの実施 ニュース・グループ:ニュース解説 【第15回】 まとめ
|