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授業の内容(Course Description) |
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国の経済力を左右するエネルギー問題を学びます。東日本大震災と津波は福島原発事故の原因となり、未曾有の被害をもたらしました。私たちが突きつけられたのは、将来のエネルギー戦略の抜本的な再検討です。原子力エネルギーの行方、石油、シェールガス、再生可能エネルギー、地球温暖化の問題を検討し、日本のエネルギー将来像を考えます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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エネルギーに関する全般的な知識習得に加え、どんな事態に直面しても、調査して分析し、選択肢を導き、判断する訓練を目指します。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席とレポート報告、積極的な質問、討論で判定します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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随時、紹介します。前期に引き続き、世界事情などについて関連するNHK・TV番組などの映像メディアを活用します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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課題についてレポート作成。後期期間中、何度かのレポート報告を求めます。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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適宜、課題について報告者は調査の上、短いプレゼンテーションをしてもらいます。ゼミでは討論への参加が勉強の大切な要点です。自分を磨く場と考えてください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】~【第8回】 いまの工業社会に不可欠な石油の時代を振り返り、そこにあるエネルギーとしての発見の歴史、石油をめぐる国際政治の力学を学習します。さらに再生可能エネルギーの現状を学びます。太陽光、風力、地熱、海洋潮流エネルギーの現状など。TV番組映像などを補助教材とし、討論の材料にします。電気自動車、蓄電池開発、水素エネルギーなどへも視点を広げていきます。 【第9回】~【第15回】 世界各国の再生可能エネルギー事情を知り、とくにドイツや北欧の事例を検証し、日本に適用可能か考えて行きます。ここでは参加学生諸君のレポート報告も重視します。プレゼンテーション、討論の訓練を重点に置いていきます。
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