1. |
授業の内容(Course Description) |
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集団活動を基盤とした特別活動は、生徒の個性の伸長を図るとともに、社会性を育成する場として大きな意義をもつ教育活動である。本講義では、特別活動の意義やねらいを理解し、指導法を学ぶことにより実践的な指導の基本を身につけていく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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(1) 特別活動の教育的意義、教育課程上の位置づけ及び活動内容を理解する。
(2) 特別活動の指導案、指導資料の作成ができる。
(3) 集団活動や話し合い活動などの実践的指導法の基本を身につける。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への参加状況や課題レポート等(50%)、期末試験の成績(50%)を総合的に判断する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『中学校学習指導要領解説 特別活動編』(平成20年9月 文部科学省)
『高等学校学習指導要領解説 特別活動編』(平成21年12月 文部科学省)
『評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料【中学校 特別活動】』(平成23年11月 国立教育政策研究所)
『生徒指導提要』(平成22年3月 文部科学省)
『特別活動15講』(平成25年9月 大学図書出版)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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・ 新聞や雑誌等において扱われる特別活動関連の記事に関心を持ち、記事等を収集し、感想や意見をまとめておくこと。
・ 特別活動の用語についての理解を深めるよう、復習に努めること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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・ 特別活動に対する力量は、すべての教師に求められる必須の要件であることを理解し、積極的に授業に参加をすること
・ 教職をめざす学生としての授業規律と積極的な授業参加姿勢を求める。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】
授業に関するオリエンテーション
・特別活動とは何か、特別活動の意義と特質等について
【第2回】
教育課程と特別活動
・教育課程の編成と特別活動、特別活動の目標と内容等について
【第3回】
特別活動の指導①
・各教科、道徳、総合的な学習の時間と特別活動
【第4回】
特別活動の指導②
・生徒指導と特別活動
【第5回】
特別活動の指導③
・人間関係づくりと特別活動
【第6回】
特別活動の指導④
・社会性の育成と特別活動
【第7回】
特別活動の実践①
・学級活動の目標と内容
【第8回】
特別活動の実践②
・学級活動の指導計画と学習指導案の作成
【第9回】
特別活動の実践③
・学級活動の授業の進め方、学級活動と学級経営
【第10回】
特別活動の実践④
・生徒会活動の実践、生徒会活動の目標と内容
【第11回】
特別活動の実践⑤
・生徒会活動の実践、生徒会活動の指導計画と指導上の配慮事項
【第12回】
特別活動の実践⑥
・学校行事の実践、学校行事の目標と内容
【第13回】
特別活動の実践⑦
・学校行事の指導計画と指導案の作成
【第14回】
特別活動と学年学級経営
・学年学級経営案、学年学級経営の評価・改善
【第15回】
特別活動の全体計画、特別活動の評価
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