Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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古文書学 II 山本 英貴
学芸  2単位
【学芸】 13-1-1501-3361-14A

1. 授業の内容(Course Description)
 本講義では、近世の「くずし字」で書かれた史料を読み、理解できるようになるための基礎トレーニングを行います。さらに、取り上げる史料は当時、どのような意図をもって作成されたのか、その史料が有する機能や様式について、あわせて解説していきます。
 後期は、前期に引き続き幕府関係の文書を読むとともに、現在の八王子・多摩市域に残される古文書を取り上げます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ①近世文書で頻出する語句や言い回し、文書の形式に慣れる。
 ②史料に返り点を付し、書き下し文に直せるようにする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 中間テスト(40%)、期末テスト(50%)、出席(10%)により判断します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 下記のいずれかを使用して、予習と復習を行うのが望ましい。
 林英夫監修『増訂 近世古文書解読字典』(柏書房、1972年)
 児玉幸多編『くずし字用例辞典普及版』(東京堂出版、1993年)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 配布プリントの予習と復習
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 本講義は、古文書学Ⅰ・Ⅱを通年で履修することを前提として進めていきます。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】~【第6回】
 幕府の文書を読む(法令、行政文書など)
【第7回】
 中間テスト
【第8回】~【第14回】
 地域の文書を読む(八王子・多摩地域)
【第15回】
 期末テスト