Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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数値計算法(Numerical Calculations) 篠竹 昭彦
2年 後期 専門科目選択 2単位
【機械・後】 13-1-0185

1.
授業目標
機械工学分野における基礎的現象をコンピュータを使ってシミュレーションする能力を身につけることを目標とします。
2.
授業概要
機械工学技術者におけるコンピュータによる物理現象のシミュレーションの基礎技法を修得します。数値的に厳密に解けない理論式を近似的にモデル化して数値的に解く手法を身につけます。
3.
準備学習(授業時間外の学習)
例題のフォローを含め学習内容の復習を十分行ってください。プログラミングの実習を課題として出しますので指示によりレポートを提出してください。
4.
授業計画
【第 1 回】機械工学技術者における数値解析の位置づけ、必要性等の説明
【第 2 回】非線形方程式の数値解法(2分法、Newton-Raphson法)1
【第 3 回】非線形方程式の数値解法(2分法、Newton-Raphson法)2
【第 4 回】連立1次方程式の数値解法(Gaussの消去法、Gauss-Jordan法)1
【第 5 回】連立1次方程式の数値解法(Gaussの消去法、Gauss-Jordan法)2
【第 6 回】関数補間法と近似式
【第 7 回】数値積分(台形公式、シンプソンの公式)1
【第 8 回】数値積分(台形公式、シンプソンの公式)2
【第 9 回】微分方程式の数値解法(Euler法、Runge-Kutta法)1
【第10回】微分方程式の数値解法(Euler法、Runge-Kutta法)2
【第11回】偏微分方程式の数値解法
【第12回】流体力学の数値計算法の基礎
【第13回】伝熱の数値計算法の基礎1(1次元非定常伝熱)
【第14回】伝熱の数値計算法の基礎2(2次元伝熱など)
【第15回】数値計算法全般のまとめ、補足
5.
成績評価の方法、基準
講義後に、プログラミング演習を行い、結果とともにレポート提出する。
定期試験及び演習問題のレポートの結果によって評価を行います。2/3以上出席していることを要件とします。
6.
使用テキスト及び使用教材
三井田惇朗、荒井秀一共著 情報工学入門シリーズ「数値計算法」森北出版を教科書とします。
7.
その他
特になし。