Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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化学1(Chemistry 1) 榎元 廣文
1年 後期 専門基礎科目必修 2単位
【航空・後】 13-1-0243

1.
授業目標
本講義は、原則として前期化学1の未修得者に対して化学1に準じる内容を再履修させることで、理工系学生として必要最低限と思われる化学の基礎学力を修得させることを目的としています。単元ごとに演習課題に取り組んでもらい、また、各課題の解説を行うことで、不得意とする分野の理解に努めます。
2.
授業概要
原子の構造について十分に理解し、物質の構造・状態変化を中心に、化学の基礎について系統的に学びます。また、化学量論の基礎になる物質量の計算の習得に取り組んでもらいます。
単元ごとに演習課題の解答と、その詳細な解説に十分に時間をかけることで、より一層の理解を深めることに努めます。具体的には、主に次の項目について。(1)物質の根源である原子について理解する。(2)元素とその性質を周期表に関連付けて理解する。(3)化学結合の基本概念を理解する。(4)物質量と化学式について理解する。
3.
準備学習(授業時間外の学習)
前期化学1で使用したテキストあるいは補助教材をよく読んで予習しておくこと。
4.
授業計画
【第1回】物質の分類
【第2回】原子と分子(1):原子の構造
【第3回】原子と分子(2):分子とイオン
【第4回】原子の電子配置(1):電子配置
【第5回】原子の電子配置(2):原子軌道
【第6回】原子の電子配置(3):混成軌道
【第7回】元素と周期表(1):元素の周期律典型元素と遷移元素
【第8回】元素と周期表(2):典型元素
【第9回】元素と周期表(3):遷移元素
【第10回】化学結合(1):イオン結合
【第11回】化学結合(2):共有結合
【第12回】化学結合(3):金属結合
【第13回】物質量と化学式(1):原子量と分子量
【第14回】物質量と化学式(2):物質量
【第15回】物質量と化学式(3):反応式と化学量論
5.
成績評価の方法、基準
定期試験の結果で評価します。
6.
使用テキスト及び使用教材
使用テキストは特にありません。前期の化学1で使用したテキスト、あるいは補助教材を各自で持参してください。
7.
その他