1. |
授業目標 |
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最近農業について国民的関心が高まる中で、特に若い人達が農業に興味を持つ傾向が強まっており、全国各地で新たな動きが生まれてきています。そこで、これから大きな流れになると思われる活動であり、かつ、学生が農業を身近に感じ、将来の具体的な行動につながる可能性があると考えられる食育、地産地消、持続型農業等の多様なテーマを取り上げ授業を実施します。学生の理解を深めるため、できるだけ全国各地の取組み事例を示して説明します。このような授業を通じて農業を取り巻く大きな潮流の変化と同時に様々な新たな動きについての具体的な課題等についての学生の理解が深まるようにすることを目標にします。
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2. |
授業概要 |
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農業をめぐる新たな動きが全体として捉えられるように工夫してテーマを選定し、かつ、学生が特に興味を持つと思われるテーマについてできるだけ全国各地の事例を示して説明します。また、食育、地産地消等については何故このような動きが大きな流れになってきたのかなどの背景等をわかりやすく説明します。さらに、全国各地の農業をめぐる新たな動きを具体的に明らかにすると同時にこれらに関連する課題等についての理解を深めていきます。また、これらの課題解決に向けて全国各地で取り組まれている状況等についても説明して課題解決に向けての興味を喚起していきます。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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農業経済についての最新情報の資料を配付しますので復習に活用してください。 また、授業ではできるだけ多くの写真等の資料を提供すると同時に具体的な農業問題のイメージが持てるように努め、農業についての興味を喚起しこれが予習及び復習につながっていくようにしていきます。
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4. |
授業計画 |
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第 1 回 食育ー大きな流れとなってきた背景 第 2 回 食育ー栄養のバランス 第 3 回 食育ー食はどこからきたのか 第 4 回 地産地消ー大きな流れとなってきた背景 第 5 回 地産地消ー医食同源、身土不二 第 6 回 地産地消ーグローバリゼーションからローカリゼーション 第 7 回 都市と農山漁村のパートナーシップの確立 第 8 回 持続型農業 第 9 回 IT活用農業 第10回 植物工場 第11回 ワーキングホリディ 第12回 食文化 第13回 食のテーマパーク 第14回 遺伝子組換え食品 第15回 市民参加型農園
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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授業時間中の数回の小テストの結果を基本として評価します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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農業経済についての最新情報の資料を配付します。
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7. |
その他 |
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