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授業目標 |
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現代社会は、長寿社会ともいわれます。そのことから『私たち一人ひとりが、それぞれの生活のなかで人間性や技術・教養を高め、生涯を通して楽しく健康で明るく生きるために学ぶ術』を習得することが、生涯学習の主旨です。 また、それを推進していく事業・政策を支援・理解することも生涯学習の一つになります。 そこで、生涯学習や社会教育の本質・意義を基本に、その理論や現代的課題等の理解を深めながら生涯学習の推進において中心的存在の社会教育について解説します。生涯学習の中には、社会教育と学校教育や家庭教育もあることにきずいていただき、各間の協力・連携の大切さも昨今の問題から探求いたします。
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2. |
授業概要 |
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(1)「生涯学習」の意味を理解し、基本的関連事項が理解できます。 (2)生涯学習のなかの社会教育、学校教育、家庭教育を考察しその連携の大切さも理解します。 (3)「生涯学習」の歴史、理論、課題を通して各自の近い将来の方向性を自らが探る術を導きます。 (4)ここ3年周期で、世の中が激しくかわるといわれています。核心となる、グローバル化(国際化)・高齢化・情報化をはじめとしてそこから派生する人権擁護の立場から女性の権利獲得の歴史を探求し、若者の生きる術も学ぶことができます。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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各講義・授業の中で、始業ベルの直後プリントを配布します。授業のポイントになります。 第一回講義時に、自著がある場合には、授業で紹介しますので必ず購入してください。
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授業計画 |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 生涯学習とは、どのようなことか。 【第3回】 生涯学習の理論(1) 【第4回】 生涯学習の理論(1)・(2) 【第5回】 生涯学習の理論(2) 生涯学習と社会教育施設(1) 【第6回】 生涯学習と社会教育施設(1) 【第7回】 生涯学習と社会教育施設(2) 【第8回】 生涯学習と学校教育(1) 【第9回】 生涯学習と学校教育(2) 【第10回】 生涯学習の現代的課題(1) 【第11回】 生涯学習の現代的課題(2) 【第12回】 生涯学習支援(1) 【第13回】 生涯学習支援(2) 生涯学習論まとめと「自分史」作成事前準備 【第14回】 レポート「自分史」作成、一部分を代表が発表。レポートは、全員が提出し単位取得の基準にします。 【第15回】 後期試験実施は、単位取得の基準にします。授業内容評価、ほか
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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①第14回授業でレポート(自分史)作成・出席は全体15回中、3分の2以上を評価の基準で考慮して計50%。 自分史作成後、代表が発表します。 ②第15回が後期試験:50% *①と②の合計(100点満点)を基準に成績評価を実施。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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参考書:田中雅文 他 編著『テキスト 生涯学習ー学びがつむぐ新しい社会』第二版 学文社 参考書:関口礼子 他 著 『新しい時代の生涯学習』第2版 有斐閣アルマ 参考書:倉内史郎 他 編著『生涯学習の基礎』学文社
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7. |
その他 |
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