1. |
授業目標 |
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教育という事象について、そのなりたちや理論、構造といった面から把握し、教員を目指すために必要とされる基礎知識を学び身に付けることを目標とします。
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2. |
授業概要 |
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そもそも教育とは何を意味するのかということの理解から始め、教育課程や評価方法について学び、後半では前半に学んだことをふまえて、独自に科目の教育目標、測定と評価、学習指導案を作成します。最後に、学校で学ぶとはどのような意味を持つことなのか考察します。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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毎時間、配布プリントを時系列でファイルし、自分の書きこみをよく読み直してください。また、教育に関わる時事についてニュースをよく見聞し、自分の考えを持ち発表できるようにしてください。
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4. |
授業計画 |
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第1回 オリエンテーション 受講の心構え、授業の進め方と評価 第2回 教育の原理(1)教育の本質、学校と教育 第3回 教育の原理(2)近代公教育 第4回 教育課程(1)カリキュラムを考える 第5回 教育課程(2)カリキュラムを作成する 第6回 教育方法と評価(1)教育目標とさまざまな評価方法 第7回 教育方法と評価(2)オリジナル授業の教育目標と指導案を作成する 第8回 第1回―第7回のまとめと復習 第9回 生徒を指導すること(1)教室の中の個と集団 第10回 生徒を指導すること(2)「問題行動」とは何か 第11回 生徒を指導すること(3)虐待について 第12回 教育の今日的課題―選挙と教育― 第13回 なぜ学校で学ぶか、何を学校で教えるか 第14回 第8回―第13回のまとめと復習 第15回 総合的なまとめ 定期試験
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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授業への取り組み方(口頭発表、まとめプリントや小テストなど)と試験を50パーセントずつとして合わせて評価します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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毎時間プリントを配布します。参考図書は授業内で提示します。
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7. |
その他 |
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他の教職必修科目の内容を考え合わせ、自分の頭の中でその知識を共に働かせることを意識してください。また、毎時間必ず意見を言う時間を設けます。
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