Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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理科教育法3(Method of Science Education 3) 齋藤 猛
3年 後期 教職科目 2単位
【資格・後】 13-1-0891

1.
授業目標
・中学校理科教育の教科目標・分野目標を理解し、理科教師として必要な基礎的・基本的な知識・技能を習得させるのが目標です。また、教員としての資質・能力について習得します。
2.
授業概要
・「理科教育法3」は中学校学習指導要領改訂に伴う理科教育変遷の解説及び理科教師として学習指導に関する基礎的・基本的な知識・技能等を幅広く習得する講座です。
・受講者全員が模擬研究授業を体験すると同時に互いに学習者(受講者)にもなり、総ての模擬研究授業を研鑽と討議の場として活用する関係で、「理科教育法3」と「理科教育法4」を併合した合計30講座で実施し、実践的指導力育成を目標とした講座です。
・基礎的な知識、指導力育成のために基礎力テスト・演習プリント・課題等を配布します。
3.
準備学習(授業時間外の学習)
・中学校理科の教科書の内容を復習し、重要用語について調べておいて下さい。
・課題等は必ず提出してください。
4.
授業計画
【第1回】理科教育法の講座についてのオリエンテーション
【第2回】学年別指導計画と指導内容、年間指導計画
【第3回】教科目標・分野目標
【第4回】学習指導案の作成について、模擬研究授業の担当単元の決定、発表順決定
【第5回】模擬研究授業の学習指導案作成
【第6回】模擬研究授業の実施及び授業研究 (模擬研究授業は全員が必ず実施します。)
【第7回】模擬研究授業の実施及び授業研究
【第8回】模擬研究授業の実施及び授業研究
【第9回】2回目模擬研究授業の担当単元の決定、発表順決定、学習指導案作成
【第10回】模擬研究授業の実施及び授業研究
【第11回】模擬研究授業の実施及び授業研究
【第12回】模擬研究授業の実施及び授業研究
【第13回】観察・実験指導について
【第14回】評価・評定について
【第15回】中学校理科指導についてのまとめと反省
5.
成績評価の方法、基準
・基礎力テスト、演習プリント、レポート・課題等を総合して評価します。
・教科目標・分野目標についての理解度や自然科学への興味・関心等も評価の対象とします。
6.
使用テキスト及び使用教材
・使用教科書:『未来にひろがるサイエンス1』 啓林館
・参考書:文部科学省『中学校学習指導要領解説 理科編』平成20年9月 大日本図書
     国立教育政策研究所 教育課程研究センター『評価基準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料』【中学校 理科】平成23年11月 教育出版
・必要に応じ資料を配布しますので、ファイルを準備して下さい。
・配布したプリント等の教材資料は毎回必ず持参して下さい。
7.
その他
・教職課程履修者で、中学校理科の教員免許を取得する者には必修の科目です。
・自然科学に対し幅広い興味・関心を持つことを期待します。
・全講座数の3分の2以上の出席者にのみ単位取得資格を与えます。