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授業目標 |
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この授業の目標は、古代から現代にいたる世界の歴史を、その地理的条件や政治経済の状況と関連付けながら理解することによって、日本および世界の現状を歴史的視点から認識する能力を養うことにあります。なお、この授業では西洋(ヨーロッパ、アメリカ)の歴史を中心に学びますが、必要に応じてイスラム世界やアジアについても言及します。
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2. |
授業概要 |
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「西洋史Ⅰ」では、古代から近世までの西洋史について、同時代のアジア、日本の状況も視野に入れつつ詳説することにより、あらゆる領域における自由化の進展と経済成長を基調とする近代以降の西洋史を理解するために必要な基礎知識を学びます。 なお、授業内容の理解をより深めるとともに、大学生に必要とされるコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力の向上を目指し、合計3回、復習の小テストと、グループによるディスカッションを実施します。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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どのような分野であれ、歴史の学習は現状と比較することによってより理解が深まり、解決すべき問題点がより明確になりますので、政治・経済・文化その他あらゆる分野において「いま何が起こっているのか」をできるだけ幅広く理解するよう、新聞、テレビ、インターネットなどで最新の情報に触れる習慣をつけてください。
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4. |
授業計画 |
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第 1 回:ガイダンス 西洋史を学ぶ意義 第 2 回:先史時代と四大文明 第 3 回:古代ヨーロッパ(1) 第 4 回:古代ヨーロッパ(2) 第 5 回:古代ヨーロッパ(3) 第 6 回:復習とグループ学習(1) 第 7 回:中世ヨーロッパ(1) 第 8 回:中世ヨーロッパ(2) 第 9 回:中世ヨーロッパ(3) 第10回:復習とグループ学習(2) 第11回:近世ヨーロッパ(1) 第12回:近世ヨーロッパ(2) 第13回:近世ヨーロッパ(3) 第14回:復習とグループ学習(3) 第15回:総括
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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授業態度、レポートまたはテストで評価します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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テキストは指定しません。 必要に応じてプリントを配布します。
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7. |
その他 |
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「西洋史Ⅰ」と「西洋史Ⅱ」は内容が連続していますので、可能な限り同一年度に履修するようにしてください。 この授業を通じて、受講生の皆さんが多様な価値観を理解し、それを受け入れる寛容な態度を身に付けられることを期待します。
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