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授業の内容(Course Description) |
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今日では、人的資源管理(人事管理)は企業の盛衰を左右するものになっています。企業が成長できるかどうかは、どれだけ優秀な人材を確保し、育成するかにかかっているのです。どの国でも、生き残ろうとする企業は、人的資源管理に必死に取り組んでいます。最近は、企業戦略とかかわらせて人的資源管理を行うことも一般的になってきました。 学校を卒業して、企業で働くことは、まず採用に始まります。それに続いて、研修をうけ、給料をもらい、仕事を行い、やがて様々な仕事を経験し、部下を持つようになります。転職しなければ、定年まで会社で働き続けます。これらすべては、人的資源管理が扱う領域です。また日本の大企業では労働組合との関係も大事なことです。 この授業では、日本企業の人的資源管理(人事管理)に関するケース・スタディを読みながら、現代の人的資源管理がどのような特徴を持っているのかを具体的な事例を通じて理解したいと思います。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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事例を読み、議論することで、人的資源管理がどのような仕方で行われているのかを理解することが目標です。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席することが最も大事です。そして文献をよく読み、それについて発言をすること。最後にレポートを出してもらいます。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト 石田英夫、『日本型HRM』(慶應義塾大学出版会)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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事前に次回の授業のテキストを読んでおくこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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人的資源管理という言葉になじみがないと思いますが、現代の企業にとって、人的資源管理は企業の運命を左右する重要性を持っています。ぜひ関心を持っていただきたいと思います。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】~【第14回】 テキストを使いながら日本企業の人的資源管理について議論をする 【第15回】 まとめ
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