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授業の内容(Course Description) |
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観光学実習A~C3科目は本年度から新たに設置する科目で、その目的はわが国を代表する国際的な観光地である箱根を学びの場として、キャンパスでの座学に加えて本学セミナーハウスを活用しながらフィールドワークを行うことによって、より実践的な教育を行うことにある。 授業は、キャンパスにおける7回の講義と箱根で1泊2日にわたって行う実習、さらにその後事後学習の性格を持つキャンパスでの3回の講義によって構成される。 なお、1回目はオリエンテーションの意味を含めてA~Cの各クラス3人の担当教員による合同授業とする。その後第2~7回目の授業は3人の担当教員がA~Cの各クラスを対象に2回ずつの同じ内容の講義を行う。 6月に予定する第8~12回の授業は箱根におけるフィールドワークとし、A~Cの各クラスで日程をずらしながら実施する。それぞれのフィールドワークの日程と内容は別途第1回目の授業で3担当教員が詳しく説明する。 説明を聞いた上でA~Cのクラスを選択してもらう。 セミナーハウスの収容人数の関係で各クラスへの振り分けは最終的に抽選による。 観光学実習Aー1は、2年次生を対象とする選択必修科目である宿泊産業経営論の延長線上に位置づけ、3年次生を対象として活きた宿泊施設経営やリゾート地の現場についてさらに理解を深めることを目的とする。フィールドワークの場は「ザ・プリンス箱根」(予定)とし、箱根を代表するホテルでの施設見学(客室・レストラン等)を通じてホテル業のより深い理解と、国際人にとって今後必要不可欠なテーブルマナーの修得を目的としたい。 特に、秋季ではリゾート地「箱根」について焦点をあて、リゾート施設見学などを通じ理解をより深めていく。 また、国際的観光・リゾート地「箱根」の現況と課題について、現地の専門家からもお話を伺う。 本授業では現地の有識者を外部講師として招聘し、フィールドワークの充実に資する。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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リゾート地の役割・客層など、座学だけでなく見学(別荘地・観光船・ゴルフ場・テニスコート・アクティビティ・文化施設等)・フィールドワークを通じて現業から学ぶ。また、国際人にとって今後必要不可欠なテーブルマナーを、実際にホテルで食しながら学び身につけることを目標としたい。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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特定のテーマ・課題について、個人またはグループによってレポートを作成し、14・15回目の授業で発表してもらう。授業への出席・発表状況を50%、期末試験・レポート結果を50%として総合的に評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは使用せず、講義内容を要約したパワーポイントのスライドのコピーなどを適宜配付する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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前週に資料収集(書籍・専門誌・インターネット等から)の内容を連絡するので、準備して授業に臨むこと。 また、授業の最初に「前回の授業のポイント」を発表してもらうので、よく復習しておくこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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インターネット・新聞・雑誌・書籍等を通して社会の出来事に強い関心を持ち、自分の目・頭で問題を整理し、対処法を考えることが重要。講義は一方的にならないようにしたいため、積極的に発言・発表してほしい。 ただし、授業中の私語に対しては厳しく対処するので十分注意してほしい。 なお、大学で「何を・どのように学び自分自身を成長させたらよいか」についても、その都度指導していきたい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 柵木教授担当 【第3回】 柵木教授担当 【第4回】 岡本教授担当 【第5回】 岡本教授担当 【第6回】 リゾート地におけるアクティビティ・宿泊施設の役割、客層、施設・設備、集客のための企画商品・イベント 【第7回】 ツーリズム産業に求められる人材(サービス五原則・ホスピタリティ) 【第8回】 リゾート地・箱根の見学(別荘地・観光船・ゴルフ場・テニスコート・アクティビティ・文化施設等) 【第9回】 「ザ・プリンス箱根」見学(客室・レストラン等)・テーブルマナー体験(予定) 【第10回】 ツーリズム産業に求められる接客方法実習(挨拶・案内・言葉づかい等) 【第11回】 国際的リゾート地「箱根の現況と課題」(外部講師予定) 【第12回】 リゾート地・箱根での実習を通じて学んだこと(グループ討議・発表) 【第13回】 リゾート地・ツーリズム産業の課題と将来 【第14回】 レポートの発表と振り返り(No.1) 【第15回】 レポートの発表と振り返り(No.2)
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