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授業の内容(Course Description) |
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この演習は、憲法学の基本的な論点を取り上げて、憲法の理解をより深めることを目標とします。方法としては、判例研究を予定しています。最初のうちは、教科書に載っているような古典的な事例から考察しますが、しだいに、最近の重要判例も考察の対象とする予定です。受講生が、自分たちで、興味あるテーマについて、判例集に「直接」あたって実際の判例を読むこと、さらには、関連する多様な学説を調べることなどが、主な課題となります。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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憲法にかんする判例や論文を「正確に」理解したうえで、他人に説明することができる。自分ひとりで判例や論文を読んだうえで、それらに対するコメントを「適切に」付けることができる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況はもちろんのことですが、報告やプレゼンテーション、(とりわけ報告時以外の)発言状況などを踏まえて判定します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストや参考書は、初回に決めたいと思います。さしあたりは、学部時代に購入したような、憲法の基本書や判例集があると便利です。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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報告者は、割り当てられた判例ないし文献を要約したうえで、論点を提示しながら自己の見解をレジュメにまとめ、口頭にて発表することになります。発表をする際には、判例だけでなく関連する論文を図書館などで探すこと(読むこと)が重要です。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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受講生による報告が基本です。報告者が責任を持って報告することが重要となります。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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初回で読む判例や論文を決め、その担当を決める予定です。 【第1回】 ガイダンス 【第2回】~【第14回】 事例研究報告・全員による討論 【第15回】 むすびにかえて
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