Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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憲法研究 II 金澤  誠
選択  2単位
【法学研究科】 13-1-1210-1952-04

1. 授業の内容(Course Description)
 この演習は、憲法学の基本的な論点を取り上げて、憲法の理解をより深めることを目標とします。方法としては、判例研究を予定しています。最初のうちは、教科書に載っているような古典的な事例から考察しますが、しだいに、最近の重要判例も考察の対象とする予定です。受講生が、自分たちで、興味あるテーマについて、判例集に「直接」あたって実際の判例を読むこと、さらには、関連する多様な学説を調べることなどが、主な課題となります。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 憲法にかんする判例や論文を「正確に」理解したうえで、他人に説明することができる。自分ひとりで判例や論文を読んだうえで、それらに対するコメントを「適切に」付けることができる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況はもちろんのことですが、報告やプレゼンテーション、(とりわけ報告時以外の)発言状況などを踏まえて判定します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストや参考書は、初回に決めたいと思います。さしあたりは、学部時代に購入したような、憲法の基本書や判例集があると便利です。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 報告者は、割り当てられた判例ないし文献を要約したうえで、論点を提示しながら自己の見解をレジュメにまとめ、口頭にて発表することになります。発表をする際には、判例だけでなく関連する論文を図書館などで探すこと(読むこと)が重要です。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 受講生による報告が基本です。報告者が責任を持って報告することが重要となります。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 初回で読む判例や論文を決め、その担当を決める予定です。
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】~【第14回】
 事例研究報告・全員による討論
【第15回】
 むすびにかえて