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授業の内容(Course Description) |
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美術史を概説します。主に西洋と日本の近世から近代、現代にいたる美術をさまざまな分野と観点から論じます。毎回、DVDおよびスライドを用います。近代の美術史学および芸術学は文芸評論やその他の関連分野の研究方法に影響を与えたといわれ、その方法論は様式論、記述法、鑑賞法、モノルリ法、イコノロジーなど多岐にわたっています。美術作品を素材に芸術の意味と価値を思考し、作家・作品研究の厳密な分析というミクロな側面と、人間の精神活動や文明の興亡、文明相互の影響関係というマクロな側面の両面から美術史を考えていきます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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講義と展覧会見学など課外活動を通じて受講者が自分なりの歴史観、美術史観と教養を養うことを目的とします。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末レポートを60%、授業中の課題提出、出席等を40%の割合で総合評価を行います。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:岡部昌幸『すぐわかる作家別写真の見かた』(東京美術) 参考書は、『盗まれたダ・ヴィンチ』『迷宮の美術史 名画贋作』(青春出版社)、そのほかは講義中に指示します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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美術館の見学を課します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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学生諸君への勉強方法は強制しませんが、講義への出席と、自主的な研究態度を持つことを強く要望します。成績評価は厳密に行います。教科書の通読と展覧会見学は必修です。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション、受講上の注意 【第2回】 西洋近世・近代美術史入門(1) 【第3回】 西洋近世・近代美術史入門(2) 【第4回】 西洋近世・近代美術史入門(3) 【第5回】 西洋近世・近代美術史入門(4) 【第6回】 西洋近世・近代美術史入門(5) 【第7回】 総合芸術論(1)(建築ほか) 【第8回】 総合芸術論(2)(バレエほか) 【第9回】 総合芸術論(3)(ファッションほか) 【第10回】 総合芸術論(4)(庭園ほか) 【第11回】 日本画 【第12回】 写真 【第13回】 総合芸術論(5)(環境芸術ほか) 【第14回】 まとめ 【第15回】 成果のチェック
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