1. |
授業の内容(Course Description) |
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地理学では、調査研究において様々なデータによる分布図や統計図を作成し、地理学的事象の地域差を明らかにする手法が用いられる。この実習では、そうした分布図や統計図の読み方を学ぶとともに、実際のデータを使用して分布図や統計図を作成し、地域差を読み取る手法を習得する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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地理学・歴史学の調査研究に必要な分布図・統計図の読み取りと作成に関する知識の修得をめざす。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況、作業結果の発表と討議、レポート課題の提出とその評価、実習への取り組み姿勢などを総合して評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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随時必要な資料・プリントを配布する。また、高校の地図帳を持参すること。持っていない場合は、二宮書店編集部『高等地図帳』(二宮書店)を購入することを薦める。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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実習で行った作業を授業時間外にも復習をかねて繰り返してみることが大切である。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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実習に用いる定規(30センチ以上)、色鉛筆(12色程度)、電卓(ルートの計算ができるもの)を各自用意すること。欠席・遅刻は厳禁。やむを得ず欠席する場合は事前に連絡すること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 分布図・統計図の基礎(講義):分布図・統計図の種類と表現法 【第3回】 分布図・統計図の読み方実習(1):分布図・統計図に慣れる 【第4回】 分布図・統計図の読み方実習(2):分布図・統計図から情報を読み取る 【第5回】 分布図・統計図の読み方実習(3):分布図・統計図を使って作業する 【第6回】 作業結果の発表と討議 【第7回】 分布図・統計図の作り方(講義):データの種類と分布図・統計図の作成法 【第8回】 分布図・統計図の作成実習(1):世界の国別分布図の作成 【第9回】 分布図・統計図の作成実習(2):日本の都道府県別分布図の作成 【第10回】 分布図・統計図の作成実習(3):等値線図 (等高線・等温線)の作成 【第11回】 分布図・統計図の作成実習(4):ドットマップ、メッシュマップの作成 【第12回】 分布図・統計図の作成実習(5):気候図の 作成 【第13回】 作業結果の発表と討議(1) 【第14回】 作業結果の発表と討議(2) 【第15回】 まとめ
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