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授業の内容(Course Description) |
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英語のレッスン(会話、単語、文法、音読、速読など)をまず行います。 ところで、日本人の場合、外国語習得を妨げている最大の要因は、何でしょうか?外国語習得には、1)「文法学」2)「言語心理学」3)「教育学」、の3つの分野からのアプローチが必要である、とよくいわれます。そのうちの1つ言語心理学によると、日本人はまず、「対面恐怖症」を克服する必要があります。まずはゆっくり、間違いながら英語を隣の人と話してみましょう。それにはクラスの雰囲気が大切ですから、「どんな人もこのクラスの中では互いに尊重し合う」ことを第1の共通のルールとします。髪の毛がブルーとピンクのツートンカラーであろうと、ダークグリーンのマニキュアをぬっていようと、まずはほほえみをもって尊重しましょう。単語も、セミナーメートのフルネームもしっかり覚えてもらいます(Let’s memorize both English words and the full names of our seminar members)。 次に、リンクの『ビヨンド・サイレンス』(原題は、"Jenseits der Stille"、これは私なりに訳すと『ことばを超えて』)を日本語訳で、少しずつ読んでいきます。内容をよく味わい、言葉を正確に捉え、自分に引きつけて読んでください。内容理解の助けのために、時々、原文も引用します。 授業形態としては、パートを分担し、質問や議論のポイントを見つけてもらい、プリゼンテーションとディスカッションをしながら授業を進めます。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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1)外国語を学ぶコツをつかむこと 2)感性を磨くこと 3)想像力を深めること 4)自分の考えを明確に言えるようにすること
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成績評価方法(Grading Policy) |
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1)出席 2)授業への積極的な参加(発言、集中、プリゼンテーション、その他) 3)随時行う小テスト
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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全てプリントを配布します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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1)プリントの英語を音読すること 2)『ビヨンド・サイレンス』の毎回のパートを、よく読むこと 3)読んで考えたことを、文章にしてみること 4)自分の意見を声のことばにしてみること
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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・「西洋文明論」をできる限り受講すること。 1.授業中の私語を控え、授業に集中してください。(これが最も大切です) 2.遅刻はしないで、早めに着席すること。(これも同じくらい大切です) 3.私が話しをしているときは、その前は横切らずほかの所を通ってください。(「赤い糸」が途切れてしまうから) 4.第1回目の授業が最も大切ですから、第1回目の授業には必ず出席してください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクションと自己紹介 【第2回】 1)英語のレッスンその1 【第3回】 1)英語のレッスンその2 【第4回】 1)英語のレッスンその3 【第5回】 1)英語のレッスンその4 【第6回】 1)英語のミニレッスン 2)『ビヨンド・サイレンス』第1章前半の全員による解読 【第7回】 1)英語のミニレッスン 2)『ビヨンド・サイレンス』第1章後半の全員による解読 【第8回】 1)英語のミニレッスン 2)『ビヨンド・サイレンス』第2章前半の全員による解読 【第9回】 1)英語のミニレッスン 2)『ビヨンド・サイレンス』第2章後半の全員による解読 【第10回】 1)英語のミニレッスン 2)『ビヨンド・サイレンス』第3章の全員による解読 【第11回】 1)英語のミニレッスン 2)『ビヨンド・サイレンス』第4章の担当班による発表 【第12回】 1)英語のミニレッスン 2)『ビヨンド・サイレンス』第5章の担当班による発表 【第13回】 1)英語のミニレッスン 2)『ビヨンド・サイレンス』第6章の担当班による発表 【第14回】 1)英語のミニレッスン 2)『ビヨンド・サイレンス』第7章の担当班による発表 【第15回】 まとめと期末小テスト
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