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授業の内容(Course Description) |
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授業の内容は以下の通りです。 1.TOEICテストとはどういうものかを分かりやすく説明する。 2.TOEICテスト用練習問題を中心とするテキストを使用し、問題を解き、その解説をする。 3.TOEICテストに対応できる語彙力をつけ、さまざまな文法事項への理解を高める。 文法事項としては、文の成分と文型、各品詞(名詞・代名詞・冠詞・動詞・形容詞・副詞・前置詞・接続詞)の性格と機能、形容詞・副詞の比較、時制・完了形・能動態と受動態、不定詞と分詞、関係代名詞および関係副詞、文の接続、仮定法等を扱う。(これらの事項はこの順番ということではなく、テキストに応じて適宜扱われる。) TOEICテストで高得点を取るためには文法の知識、語彙力、読み取り能力、聞き取り能力を、実際の試験と同形式の問題を解く中で涵養することが重要と考えており、そのため授業は、問題を解き、解説を聞く、そして語彙を習得する、その繰り返しとなる。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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各クラスのレベルに応じて目標設定点は異なるが、初級レベルではTOEICテストで400点を目標とする。また、中級レベルでは500点、上級レベルでは600点以上を目標とする。数多くの練習問題を解くことで、TOEICによく出る単語、関連語彙、イディオムなどを習得し語彙力を伸ばし、併せて、さまざまな学習活動を通して、リスニング力、文法力、読解力を伸ばしTOEICスコアのアップを図る。この授業を能動的に受講すれば、1年後にはTOEICで100点アップの力が、また実用英語検定試験(英検)では一つ上の級が取れる力がつくはずである。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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6月あるいは7月に実施されるTOEIC-IPテストの受験を成績評価の必須条件とする。評価はIPテストスコアおよび各クラスにおける小テスト、出席、平常点を総合的に判断して行うが、IPテスト未受験者は最高でもC評価となる。また、IPテストの結果は、次学期の『TOEIC演習Ⅱ』のクラス編成にも使用するので、この意味でもテストは必ず受験しなければならない。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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各クラスのレベルに応じて、3種類のテキストが指定されている。第1回目の授業時に担当教員から指示があるので、その指示に従って購入すること。 『Successful Keys to the TOEIC Test 1-2』桐原書店 『Stepping Stones』朝日出版社
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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予習・復習の必要性はもちろんです。また、かなりのホームワークが課される場合もあります。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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リスニング問題があリますので、練習問題中は、入退室禁止とします。(練習問題実施の時間帯は、その日の授業によって異なることになります)したがって、遅刻は不可。 新たに知った単語は、携帯ではなく、自身の脳に登録して、いつでも取り出せるようにしておいてください。 携帯を辞書代わりに使用する人がいるのはやむを得ませんが、携帯にしても電子辞書にしても、辞書としての機能(例文・イディオム等)を知って使ってください。授業中の通話・メール打ち・私語はもちろん厳禁です。 ただ単に授業を『聞いて』いるだけで語学力が上昇するというような『魔法』はありえません。語学力を高めるためには、能動的に、地道に、日々努力することが重要です。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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各クラスのレベル・使用テキストが現時点では未定ですので、開講時に各教員が指示します。ただ、TOEIC関連の練習問題を多数こなすことになることだけは確実です。
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