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授業の内容(Course Description) |
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翻訳技術の基礎を学ぶことによって、英語能力を伸長させると同時に、母語(日本語)能力の錬磨をも目指します。春学期では、ジャーナリズム、小説、評論、絵本や児童文学から適宜、翻訳の題材を取り上げます。 大学院授業との相乗り科目のため、受講人数を制限する場合があります。授業初回は必ず出席して下さい。(授業計画は変更される可能性があります。)
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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文字メディア作品を翻訳する技術を身につけると同時に、作品を生み出した英語圏の歴史・文化的背景について理解を深めることが、この授業の目標です。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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毎回の授業参加(翻訳実践)50%、期末試験50%で評価します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考書:安西徹雄他『翻訳を学ぶ人のために』(世界思想社、2005)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業内での翻訳実践に備えて、予習をしてくること。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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英和辞典(大辞典が望ましい)、英英辞典、国語辞典、類語辞典を常に参照すること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション:翻訳とは何か。 【第2回】 近代日本における翻訳の歴史。 【第3回】 近代日本語への翻訳の影響。 【第4回】 翻訳技術の基礎(1):英文和訳から翻訳へ。 【第5回】 翻訳技術の基礎(2):原文の正確な理解。 【第6回】 翻訳技術の基礎(3):英語の発想と日本語の発想。 【第7回】 翻訳技術の基礎(4):文化の違いをどう訳するか。 【第8回】 翻訳実践演習(1):ジャーナリズム(新聞)の英語を訳す。 【第9回】 翻訳実践演習(2):ジャーナリズム(雑誌)の英語を訳す。 【第10回】 翻訳実践演習(3):フィクション(文芸小説)の英語を訳す。 【第11回】 翻訳実践演習(4):フィクション(児童文学)の英語を訳す。 【第12回】 翻訳実践演習(5):ノンフィクション(評論)の英語を訳す。 【第13回】 翻訳実践演習(6):絵本の英語を訳す。 【第14回】 翻訳実践演習(7):詩の翻訳は可能か? 【第15回】 まとめとテスト。
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