1. |
授業の内容(Course Description) |
|
ある事例を見たときに、「法的に処理する」というのは、どういうことか、その思考過程を修得することを目指します。条文と判例の規範を使って、具体的事例に当てはめるという流れを、実際に体験することにより学びます。 授業は、学生の皆さんに発言を求め、講師と問答をしながらで進行します。 回ごとに、関連する判例の紹介も行います。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
基礎的な法律用語、法知識を前提として、法的思考を修得することを目標とし、最終的には、一人で、法的処理ができるようになることを目指します。 授業は、発言(自分なりにどのように考えるか、なぜそのように考えたか等)を求め、講師との対話形式で行うため、現場思考力、発言力の習得にも役立つと思います(正解のない質問や間違えても恥ずかしくない質問をしますので、度胸を持って発言をして頂ければ結構です。)。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
出席すべき講義の3分の2以上の出席がなければ、期末試験の受験資格はないものとします(救済措置はなし。)。出席は、出席カード及びIDカード(忘れた場合は、当日中に申し出ること。)をもって確認しますが、授業中に指名した際に返答がない場合は、欠席しているものとみなします。 成績は、期末試験50%、出席30%、授業態度20%を目安に評価します。意見を求めたときの発言、積極性も、授業態度として評価の対象とします。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキスト『法学講義』後藤邦春・著 参考書『問答式法律相談(法学編)』後藤邦春・著 ※期末試験において必要な条文は、テキストに掲載してありますので、試験においては、テキストは、持ち込み可とします(レジュメを配布することもありますが、レジュメの持ち込みは不可です。)。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
特にありません。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
授業外では、特に課題を設けることはしません。授業時間内に集中して、積極的に参加して下さい。ニュース、自分の身の回りでのエピソードなど、身近な出来事にも「法律問題」が隠れています。おもしろそうなテーマを見つけたら、ぜひ、提案してみて下さい。授業に適するテーマは、取り上げさせて頂きたいと思います。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス 授業について 【第2回】 条文の読み方 代表的な法律用語・公用語の使い方 【第3回】 条文の適用・解釈 判例とは何か 【第4回】 刑事① 【第5回】 刑事② 【第6回】 刑事③ 【第7回】 刑事④ 【第8回】 刑事⑤ 【第9回】 民事① 【第10回】 民事② 【第11回】 民事③ 【第12回】 民事④ 【第13回】 事実認定① 【第14回】 事実認定② 【第15回】 期末試験に向けて まとめと総復習
|