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授業の内容(Course Description) |
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日本経済の景気低迷が叫ばれる中、環境関連のビジネス(エコビジネス)は今後最も成長が期待できる発展途上の産業分野です。どのようなモデルがあって、どの程度の成長が期待されているのか?それらを最新事例を交え解説していきます。 この講義ではこれからの世界経済を牽引していくビジネスモデルの成り立ちや仕組み、また将来展望を体系的に学びます。エコビジネスの世界観を知る上での入門講義として最適です。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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本講義は、「エコビジネス」をテーマとして、社会問題全般に対して「興味」を持つきっかけを作り、「意識」を高め、自らの「意見」を持つことを目的としています。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席、授業貢献度、期末テストもしくはレポートの提出で相対的に評価します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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必要な参考文献・資料は講義中にお伝えします。 興味のある事例についてWebや新聞、ニュースなどから情報として得ておいてください。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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変化が激しいビジネスのため、最新事例をWebや新聞、ニュースなどから情報として得ておいてください。 その上で興味を持ったモデルについてはより深く情報を集め、可能であれば関連する文献を参照しておいてください。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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知識や情報の習得を目的とするのではなく、環境をテーマにした様々な問題について意識を高め、知識を深めることで自らの意見を持てるようになりましょう。また、環境という視点で就職先や起業を考えるきっかけとしてください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス、エコビジネスを学ぶにあたって~なぜ”エコ”の視点が必要なのか?~ 【第2回】 エコビジネスの歴史、環境規制とエコビジネス発展の経緯、エネルギーを巡る世界情勢 【第3回】 再生可能エネルギー -太陽光発電ビジネス- 【第4回】 再生可能エネルギー -風力発電ビジネス、バイオ燃料、燃料電池など- 【第5回】 新エネルギー -シェールオイル・シェールガス、メタンハイドレート- 【第6回】 省エネルギー -省エネ技術- 【第7回】 省エネルギー -スマートグリッドテクノロジー、スマートシティ構想- 【第8回】 リサイクル -廃棄物処理、リサイクル技術- 【第9回】 自然素材とエコビジネス -水資源・農林業関連のエコビジネス- 【第10回】 環境と金融 -排出量取引、カーボンオフセット- 【第11回】 環境と金融・企業戦略 -SRI(Socially Responsible Investment:社会的責任投資)、 CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)- 【第12回】 環境と企業戦略 -エコマーケティング、エコブランディング- 【第13回】 これからのエコビジネス -コミュニティビジネス、スモールビジネス- 【第14回】 これからのエコビジネス -イベント型エコビジネス、意識啓発活動- 【第15回】 エコビジネスの将来と課題 -今後期待されるエコビジネス、展望と課題-
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