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授業の内容(Course Description) |
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物をよく観察することから始め、デッサン用具材料の基礎から学びます。デッサンの基本となる鉛筆の削り方から紙の選び方、物を観るときに基本となる姿勢やコツなどから始めて自分の表現を探してゆきます。そのうえで水彩画へと表現方法を広げてゆきます。物を描くということは視野を広げ、時にはマクロ、時にはミクロの世界に気がつくこととなるでしょう。物を観察し物の特性に気がつくことは、日常の物をより観察する眼を養います。それは、作品をつくるということだけではなく、日常の世界の観方を変えることとなります。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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物をよく観る姿勢の定着。表現技術の習得。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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毎回の制作。学期末のポートフォリオ。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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決定版 『脳の右側』で描け 第4版
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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指定された材料用具の準備。物の観察、考察。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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自ら表現することを学ぶ授業である。積極的に自分を表現できるよう制作に打ち込んで欲しい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ・オリエンテーション ・身の回りを観ているか 【第2回】 ・鉛筆デッサンに向いている鉛筆の削り方と種類。 【第3回】 ・物を描く時の姿勢 ・鉛筆によるグラデーション 【第4回】 ・光を意識して描く 【第5回】 ・輪郭線について 【第6回】 ・水彩画の用意 【第7回】 ・水彩画の基本 【第8回】 ・水彩画 【第9回】 ・自由制作 ・テーマの設定について 【第10回】 ・自由制作 【第11回】 ・自由制作 【第12回】 ・いろいろな絵画 【第13回】 ・いろいろな絵画 【第14回】 ・日本の現代作家 【第15回】 ・作品講評会
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