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授業の内容(Course Description) |
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この演習では、事業を起こして活躍する人、すなわちアントレプレナー(起業家)の経済活動に焦点を置き、現代の経済・社会においてアントレプレナーが果たす役割と、起業家社会の構築による経済活性化について検討する。特に、事業創造における意思決定、起業家の資質、リーダーシップの一般理論、事業機会の評価と認識、ビジネスモデルの構築などについて理解し、アントレプレナーシップの本質に迫ることを目的とする。 演習では、幾つかの参考図書を読みながら、起業家活動や企業家精神、経営戦略・成長戦略などについて、経済学的な視点から学び、その現状と課題について議論する。毎回、あらかじめ指定したテキストの担当箇所について、担当グループがレジュメを作成・配布し、報告担当者(グループ代表者)が報告を行い、それについて参加者全員で討論・ディベートを行う。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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起業家活動、アントレプレナーシップに関する理解を深めるとともに、レジュメの作り方やプレゼンテーションのスキルを身に付ける。 そして、小人数でのグループ研究と学習を通じて、ディスカッション能力・ディベート能力を高めることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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ゼミ中の発言・参加度20点、出席30点、報告50点。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト: ゼミ初回にアナウンスします。 参考文献: 本庄裕司著(2010)『アントレプレナーシップの経済学』同友館 高橋徳行著(2005)『起業学の基礎:アントレプレナーシップとは何か』勁草書房 D.J.ストーリー著(2004)『アントレプレナーシップ入門』有斐閣
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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報告担当者以外のゼミ生もテキストをよく読んで、疑問点や問題点を整理してくること。 担当に決まった場合には、担当箇所の要旨(A4で2-3枚)をワードで作成して提出すること(グループワーク)。 担当グループの代表者(報告担当者)を決めて、担当箇所の報告をしてもらう。それに基づいて参加者全員で議論する。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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演習は、学部における今後の学業を大きく左右する科目ですので、真剣に取り組んでほしい。 演習では、学年を通じてグループ学習をしてもらい、チームワークの能力を鍛えます。そのため、同じグループの仲間の学習の妨げにならないように、毎回、ゼミに必ず出席し、必ず課題を期限までに提出すること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス:ゼミの進め方について説明する 【第2回】 テキストの担当とグループを決める レジュメ・プレゼンテーションの作り方について説明する 【第3回】~【第15回】 テキストに沿った読み込み、プレゼンテーションとディベート
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