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授業の内容(Course Description) |
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以下について、理解・把握に努める 国際サッカー連盟とワールドカップの経済事情 UEFAと各大陸のサッカー連盟の経済事情 FIFAを頂点とするピラミッド型国際サッカーの構造 Jリーグビジネスの現状把握と分析 ヨーロッパサッカーとJリーグをビジネスの面から比較 Jリーグ各クラブの財務内容把握と分析 Jリーグが抱える経営課題の理解 サッカー協会とJリーグの関係把握 地域密着経営の実態把握 日本のプロ野球の経営実態
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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以下を理解すること ・FIFAとUEFAと各協会とプロリーグの関係 ・Jリーグ各クラブの財務内容と経営課題 ・イングランドプレミアリーグとJリーグの経営内容の相違 ・サッカー協会とJリーグの経済的国際化 ・クラブ出資会社と地方自治体の役割 ・プロ野球とJリーグの経営の相違
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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以下を総合加算 期末テスト 最大50点 (完璧な記述の場合) 出席 最大20点 抜打ちテスト 最大50点 (数回のテスト、出席をダブルチェック) レポート提出 加点 (随時提出) 毎年、150~160点が最高点。点数上位から順次評価
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:『スポーツと国力』(朝日新書) 参考文献:『プロスポーツ経営の実務』(創文企画) 『パリーグがプロ野球を変える』(朝日新書) 『メジャー野球の経営学』(集英社新書) 『実録メジャーリーグの法律とビジネス』(大修館) 『スポーツの経済学』(中央経済社)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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レポート提出(随時) A4サイズのレポート(1,200字相当を記載)1枚を提出 題目は以下から選択 1)http://blog.nippon-sports.comのブログ 2)スポーツ経営関連の書籍 3)その他、新聞などスポーツ経営に関るコラム
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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関連科目にも興味と関心を持つこと サッカーを通じてヨーロッパと日本の文化的相違を理解して欲しい 野球を通じてアメリカの歴史や文化についても興味を持って欲しい 知的好奇心を持って勉学に励むこと 欠席をしないこと 遅刻・授業中の私語は厳禁
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 前期の復習 サッカー界のピラミッド型構造を理解し、アメリカプロリーグと比較する ヨーロッパ5大国以外の国々のサッカー事情を把握する 【第2回】 1974年 オリンピック憲章から「アマチュアリズム」の文言が削除された意味を理解する ジョアン・アベランジェがFIFA会長に就任した背景と意義を検証する 【第3回】 サッカーとテレビ放送権-(1) ヨーロッパのテレビ事情を理解し、プレミアリーグ誕生までを復習する ワールドカップ放送権にエージェントが介入する背景を理解する 【第4回】 サッカーとテレビ放送権-(2) ワールドカップとオリンピックの放送権を比較する ワールドカップとアメリカプロリーグの放送権を比較する Jリーグのテレビ放送権契約の現状を把握し、今後の展開を分析する 【第5回】 サッカーとスポンサーシップ-(1) 商業化の経過を辿る ISLの誕生から破綻までの経緯を分析する 【第6回】 サッカーとスポンサーシップ-(2) ワールドカップのスポンサーパッケージを理解する 日本代表とJリーグのスポンサーシップの相違と問題点を検証する 【第7回】 1992年と1993年 イングランドプレミアリーグ発足 Jリーグの開幕 【第8回】 日本のサッカーの歴史 日本のサッカーの歴史を辿る Jリーグの歴史を辿る 【第9回】 Jリーグと協会 協調と対立の構図を理解する 種々の選手権やカップ戦、J1とJ2入れ替え条件、JFLの昇格条件、等を把握する 選手の労働環境をプロ野球選手と比較する 【第10回】 Jリーグ各クラブの財務状況-(1) 【第11回】 Jリーグ各クラブの財務状況-(2) 【第12回】 Jリーグ各クラブの財務状況-(3) 【第13回】 Jリーグ各クラブの財務状況-(4) 【第14回】 Jリーグの課題 Jリーグが抱える課題を検証し、解決策を探る サッカー界の将来を展望する 【第15回】 総括と小テスト
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