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授業の内容(Course Description) |
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この演習は、「マーケティング戦略展開・新製品企画提案」をテーマにします。近年、各企業は、経営戦略の中核にマーケティング戦略を位置づけており、すべての従業員がマーケティングの考え方を身につけることの重要性はますます高まっています。その背景には、顧客の力の相対的な上昇、成熟した市場の拡大、グローバル化する競争などさまざまな要因があります。マーケティングとは、実は身近にあり、難しいものではなく、面白く楽しいものです。マーケティング・マネジメント・プロセスを習得し、自分たちでトイレタリー・化粧品、食品などの新しい価値(使ってみてよかった、感動する)を持つ新製品を学生の発想で具体的に提案することにより、主体性と実践力を身につけます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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マーケティングの知識・理論以外に、いくつかのテーマについてグループをつくって共同で学習・発表することによって、リーダーシップ、チームワーク力を身につけ、コミュニケーション力を高め、主体的にマーケティング・マネジメントができる能力を養う。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況、討論への参加、レポートの作成と発表に基づいて総合的に評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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高木健美著『マーケティング戦略展開』明治大学リバティアカデミー 尚、参考文献は進行に合わせて紹介する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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インターネットで自ら資料を・データを検索したり、アンケートをとったり、パワーポイントで資料を作成するなどの準備学習を行う。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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毎回の出席は、参加者の最低の義務です。また、仮説を検証する時、自分から現場(例えば百貨店、スーパー、コンビニエンスストアなどの流通)に行って、実際に市場で何が起こっているのかを確認することが大切です。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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企業(株式会社カネボウ化粧品)とゼミ生による「学生発想による若い女性向け化粧品」の共同開発を実施する。 【第1回】~【第3回】 講義 【第4回】~【最終回】 12月のカネボウ化粧品への最終報告ミーティングに向け議論し纏め上げる。 ①講義:ブランド戦略、競争戦略、カスタマー・リレーションシップ・マネジメント ②ワークショップ:各グループによる新製品提案に対し、グループ全体で検討し、最終提案に仕上げる。 ③各グループのレポート発表で順番を決定する。
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