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授業の内容(Course Description) |
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日本の政治と経済政策。日本経済の直面する課題に、政治はどのように対応してきたのか。具体的な経済政策の内容、決定過程、問題点などを研究し、課題解決の方法を探る。前期は「デフレからの脱却」を唱えて再登場した安部晋三首相の経済政策「アベノミクス」をはじめ、歴代政権がどういう課題にどのような経済政策をとってきたかを振り返り、大きな政策課題として浮上してきたTPP(環太平洋経済連携協定)問題にどう取り組むべきかを考える。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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日本の経済政策に、政治がどのように関与してきたかを理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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受講姿勢・態度などを総合的に評価する。受講者にはテーマを選び、レポートを書く機会をつくる。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『アメリカは日本経済の復活を知っている』(浜田宏一著、講談社) 『昭和史 下』(中村隆英著、東洋経済新報社) 『TPP亡国論』(中野剛志著、集英社)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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事前に参考文献などを読む。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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日ごろから新聞(特に日本経済新聞)を読み、テレビの経済報道も見るようこころがけてください。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 アベノミクス研究(安倍政権と脱デフレ) 【第3回】 アベノミクス研究(金融政策) 【第4回】 アベノミクス研究(財政政策) 【第5回】 アベノミクス研究(成長戦略) 【第6回】 経済政策(池田首相と所得倍増論) 【第7回】 経済政策(田中首相と日本列島改造論) 【第8回】 経済政策(福田首相と赤字国債発行) 【第9回】 経済政策(竹下首相と消費税導入) 【第10回】 経済政策(野田首相と消費税増税) 【第11回】 TPP問題(経緯と現状) 【第12回】 TPP問題(問題点) 【第13回】 TPP問題(どう対応するか) 【第14回】 参院選挙と経済政策 【第15回】 まとめ
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