1. |
授業の内容(Course Description) |
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刑法総論は、刑事法を理解するための必要不可欠な基礎であるが、その背景には歴史と哲学があり、一通り理解するだけでも容易ではない。講義では、刑法はなぜ民法と違って厳格な適用が必要であるのか、そもそもの違いに留意しながら、理解を助けるようできるだけ身近な具体例を示しつつ、考え方の基本を教えていきたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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刑法の考え方の基本が分かるようになり、興味を抱くようになること。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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最終日に実施する試験(論述式2問)の採点結果によって成績を評価する。その際出席状況は加味しないが、出席していなければ書けない問題を出すので、出席を欠かさないことが必要である(ノートの持込み可)。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:佐々木知子著 『誰にでも分かる刑法総論』立花書房 参 考 書:『別冊ジュリスト 刑法判例百選Ⅰ総論〔第6版〕』有斐閣
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストをよく読んでおくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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教室でのマナーを守ること。 すぐについていけなくなるので、必ず予習・復習を。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】・【第3回】 第1章 序論 【第4回】・【第5回】 第2章 犯罪論の体系 【第6回】・【第7回】 第3章 刑罰 【第8回】~【第10回】 第4章 構成要件 【第11回】~【第13回】 第5章 違法性 【第14回】・【第15回】 復習・まとめ
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