1. |
授業の内容(Course Description) |
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独禁法その他市場における企業活動規制の目的、特徴、発展過程、機能を具体的な事例に焦点をあてながら学ぶ。とくに独禁法の目的について探究し、適切な判断基準や分析方法について考えてみる。グローバル化にともなう日本企業への欧米の独禁法適用についても検討する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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独禁法その他市場経済の秩序形成のための法の役割について理解を深める。具体的な事例に焦点をあて、市場への効果という観点から解明する。日本の独禁法適用の特徴を欧米のそれと比較し、相違点とその理由について考える。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への積極的参加、授業内容の理解、授業内試験
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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資料や参考書については適宜指示する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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企業活動環境について新聞記事を読む。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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日本および海外の独禁法の適用事例に関心をもつこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 独禁法の目的、構成と市場での役割 【第2回】 日本の独禁法の起源と発展過程 【第3回】 独禁法の違反要件 【第4回】 独禁法上の違反行為 【第5回】 適用除外 【第6回】 独禁法の執行 【第7回】 独禁法の事例研究 【第8回】~【第10回】 共同行為 (カルテル、談合、市場分割等) 【第11回】 単独行為 【第12回】 企業のグローバル化と独禁法 【第13回】 独禁法の管轄と域外企業への適用 【第14回】 国際カルテル規制の争点 【第15回】 グローバルな企業結合と独禁法
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