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授業の内容(Course Description) |
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法律は現代社会のあらゆる場面に浸透しているといえます。例えば、民法は各人の私生活に何がしかの形で必ず関わっています。何気ない日常生活に法律がどのように関わっているかを各人の興味を出発点としつつ、深く探究することは熱意をもって法律学を深く理解しようとする場合の導入として有益なものとなるでしょう。 具体的には、上記の目的から、参加者各人の興味関心を聞いた上で、参加者と相談の上、これと関連のある法律学文献を決定し、その報告を経た上で最終的にはレポートの提出を目指します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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設定したテーマについて、自ら材料を集められるようになり、かつ作法に則った上でその材料を調理して法律的文章を書けるようになることを目指します。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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演習への参加姿勢、報告、それと提出されたレポートを総合的に評価します。なお参加姿勢とは授業出席者の参加姿勢を積極的または消極的に評価したものであって、出席回数ではありません。出席回数は原則として考慮しません。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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<参考書> 斎藤孝、西岡達裕『学術論文の技法』(日本エディタースクール出版部、2005年)。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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報告は最終的なレポート提出を目指す場合に必要な指導の目安となるので、現時点の法律学文章の作成能力を出し切ることに努めてほしいと思います。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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(1)全員に共通な文章作成上の作法等の指導を各報告においてします。以後の報告については指導内容を評価の対象とするので、毎回出席することを強く勧めます。 (2)各報告者は自己の興味関心について教員を含めて全員が素人であることを前提に、報告時には自分自身が教える側であることを自覚して、よく調査し、分かりやすく報告することに努めてほしいと思います。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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詳しい日程は授業初回以降、参加人数、参加者の希望等を聞いた上で相談して決定します。
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