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授業の内容(Course Description) |
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かなは漢字から生まれ、少ない線から成り立つ美しい文字であるが、一方で、人によって書き癖も多く、字形の取りにくい一面もある。私達が日常実際に文章を書く場合には、多くのかなを使用しており、かなは重要な位置をしめていると言えよう。 美しく整ったかなを書くためにはその成り立ちを知ることが重要である。その上で基本的な筆使いと字形を分析しながら、書写のかなを学習する。また、毛筆で習得したことを硬筆にも生かしていく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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かなの字形と筆使いを分析しながら習得することによって、小中学校における書写教育の表現力と指導力を身につけることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席が6割を超えること。その上で作品と、平常点によって評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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必要に応じてプリントを配布する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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関連する文献を精読すること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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書道用具(筆大小、墨、硯、紙)必携 硬筆用鉛筆
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業の内容、進め方について 【第2回】 かなの成立と発展について ひらがなの基本 【第3回】 ひらがなの字形と筆使い① 対向する線の連係について 【第4回】 ひらがなの字形と筆使い② 回転運動について 【第5回】 ひらがなの字形と筆使い③ 折れについて 【第6回】 ひらがなの字形と筆使い④ 結びについて 【第7回】 楷書に調和するひらがな① 【第8回】 楷書に調和するひらがな② 【第9回】 行書に調和するひらがな① 【第10回】 行書に調和するひらがな② 【第11回】 カタカナの字形と筆使い① 【第12回】 カタカナの字形と筆使い② 【第13回】 作品集作成・提出 【第14回】 ひらがなによる創作 【第15回】 総まとめ
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