1. |
授業の内容(Course Description) |
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音楽学習における、歌唱・器楽・音楽づくりなどの表現活動、鑑賞活動の際に必要とされる、楽譜(特に五線譜)を読み書きする能力をはじめとした、基礎的な音楽理論について学ぶ。演習を適宜入れながら講義をすすめる。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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リズム、速度、音の重なりや和声の響き、音階や調、拍の流れやフレーズなど音楽を特徴づけている要素、音符、休符、記号や音楽にかかわる用語などについて理解する。また、スムーズに楽譜の読み書きができるようにする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点(50%)、まとめのテスト(30%)、受講態度や提出物(20%)をもとに総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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初等科音楽教育研究会(編)『最新 初等科音楽教育法 小学校教員養成課程用』(音楽之友社)2011年。 その他、必要に応じてその都度レジュメの資料を配布する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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音楽初心者にとっては音楽理論は難解な部分も多いため、授業内容をよく復習しておくこと。また、読譜および楽器演奏の活動を行うため、課題曲について復習しておくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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ソプラノ・リコーダー、五線ノート、楽譜など配布資料を入れるA4ファイルを準備し、毎時間持参すること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オーケストラの楽器、楽譜の読み方や書き方の基本的事項 【第2回】 記号の読み方や書き方(音符、休符、記号や音楽にかかわる用語) 【第3回】 変化記号と調号の機能 【第4回】 音符の種類 【第5回】 さまざまな拍子とそのしくみ 【第6回】 世界のさまざまな音階、長音階の構造 【第7回】 さまざまな長音階、短音階の構造 【第8回】 音程、コードのしくみ 【第9回】 コード進行、主要三和音 【第10回】 長調の調判定 【第11回】 五度圏、短調の調判定 【第12回】 音楽史① 【第13回】 音楽史② 【第14回】 日本の音楽、世界の音楽 【第15回】 音楽理論に関するまとめ
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