Web Syllabus(講義概要)

平成25年度

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音楽概論 桐原 礼
選択  2単位
【教育】 13-1-1333-3339-07A

1. 授業の内容(Course Description)
 音楽学習における、歌唱・器楽・音楽づくりなどの表現活動、鑑賞活動の際に必要とされる、楽譜(特に五線譜)を読み書きする能力をはじめとした、基礎的な音楽理論について学ぶ。演習を適宜入れながら講義をすすめる。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 リズム、速度、音の重なりや和声の響き、音階や調、拍の流れやフレーズなど音楽を特徴づけている要素、音符、休符、記号や音楽にかかわる用語などについて理解する。また、スムーズに楽譜の読み書きができるようにする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点(50%)、まとめのテスト(30%)、受講態度や提出物(20%)をもとに総合的に評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 初等科音楽教育研究会(編)『最新 初等科音楽教育法 小学校教員養成課程用』(音楽之友社)2011年。
 その他、必要に応じてその都度レジュメの資料を配布する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 音楽初心者にとっては音楽理論は難解な部分も多いため、授業内容をよく復習しておくこと。また、読譜および楽器演奏の活動を行うため、課題曲について復習しておくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 ソプラノ・リコーダー、五線ノート、楽譜など配布資料を入れるA4ファイルを準備し、毎時間持参すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オーケストラの楽器、楽譜の読み方や書き方の基本的事項
【第2回】
 記号の読み方や書き方(音符、休符、記号や音楽にかかわる用語)
【第3回】
 変化記号と調号の機能
【第4回】
 音符の種類
【第5回】
 さまざまな拍子とそのしくみ
【第6回】
 世界のさまざまな音階、長音階の構造
【第7回】
 さまざまな長音階、短音階の構造
【第8回】
 音程、コードのしくみ
【第9回】
 コード進行、主要三和音
【第10回】
 長調の調判定
【第11回】
 五度圏、短調の調判定
【第12回】
 音楽史①
【第13回】
 音楽史②
【第14回】
 日本の音楽、世界の音楽
【第15回】
 音楽理論に関するまとめ